Alden#9905 Whiskey Cordovan ウィスキーコードバン
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久しぶりの靴ネタです(笑)
靴のブログなのに、靴の事書いていなくって申し訳ありません。
さて、遅ればせながら私のもとにこれが届きました。
といっても、実はこのAlden9905は今から2年以上前にオーダーしたもの。
それが今更?
って感じなのですが、今なんです・・・
このブログを始める前に、サンフランシスコのオールデンショップにメール送ってたんです。
今もですが、ウィスキーコードバンはレアカラーとして扱われ、品数がないですよね〜
希少価値があって、更に値段も釣り上がっています。
私の中では、USEDは全く考えていなかったので、あくまでも新品のみ。
なくて困るものではないので、製品ができたら知らせてね。ってショップに伝えてから2年強。
流石に忘れるわっ!って感じですよね。
実は、このオールデン9905。今から半年前に製品があるって連絡があったんです。
その時に買う意思表示を示していたのですが、ショップの手違いで他の人へと渡ってしまったんです・・・
ショップの担当は、メールでかなり丁寧に平謝り。
次回は、必ず連絡してあなたに優先的に届けます。みたいなメールを貰いました。
それから半年。メールが来てショップ担当に検品してもらいました。
私の中では、実際に靴を見ていないので、どのような革質かはわかりません。
以前、実際に見たのにもかかわらず、左右差で苦しめられた経緯があります。
オールデンの左右差①#54321
今回のタイトルは、私が以前欲しかった情報でした。 そして、ネ ...
写真だけではわからないのが怖いところ。
しかし、過去の#54321の左右差の写真を実際に送って、革の厚みは均一かどうか、過去に購入で失敗したことをショップ担当に伝えて、製品の状況を確認しました。
帰ってきた言葉は、
左右の革の厚みは均一で、革の厚みも分厚い。
と返事が帰ってきました。
まぁ〜アメリカ人が言うことなのでどこまで信用できるかどうかはわかりませんが、とりあえず信用してみることにしました(笑)
しかし、値段とか何とかは別として、革の厚みに左右差のある商品は勘弁してほしいです・・・
ましてや、プレーントゥなのでVチップみたいにパーツごとの変更はできませんので(笑)
ある意味博打的な感じもしますが、商品の返品は出来ますよ。
ってことなので、最悪返品はOKです。
そして商品が届き、実際の靴は?
Alden#9905
確かにいい感じです!
レアカラーの過大評価はあるものの、やはりウィスキーコードバンのプレーントゥは魅力です。
コードバンの1枚革のエイジングは、一番コードバンらしさが出るので大好きです。
波打つような皺は本当に芸術ですよね(笑)
またオールデンらしくなく、コバがかなり整えられていました。
品質管理が上がったのかな?って思えるくらい(笑)
オールデンのコバの処理は結構雑ですから(笑)
また、製造年月日を見ると、
8H12 013 3
8は西暦の末年を表しますので、2018年、2008年、1998年と考えられます。
この個体は、おそらく2018年製ですね。
Hは製造月を表しますので、1月がA、2月がB・・・それらを考えるとHは8月です。
ということは、4月に最初の製品の連絡があったので、その後のオーダーというのも納得できる感じです。
と考えれば、本当にウィスキーコードバンって品薄なのかなぁ〜って感じもします。
隠されている感もありますよね(笑)
私が所有するオールデンのコードバンモデルは、NO8が殆どです。
また、個人的にNO8は色々な色に変化し、エイジングを楽しませてくれるので大変気に入っています。
また、コーデも合わせやすいです。
個人的にウィスキーコードバンの色は、コーデ的には合わせにくいようにも感じます。
まぁ〜私のセンスが無いだけでしょうが・・・
しかし、エイジング次第では色々合わせやすくなる色に変化するかもしれません。
それを期待して育てていきたいですね。
それと、メーカーは違いますが同じホーウインのウィスキーコードバンとの比較です。
ハインリッヒディンケラッカーもエイジングが進み濃くなりました。
どちらかというと、ラベロに近い感じですかね。
このハインリッヒリンケラッカーもある程度、薄化粧でメンテしています。
しかし、いつの間にかトゥの部分にワックス乗せていたんですよね・・・
同じオールデン9905との比較対象はわかりませんが、この個体はいい感じのウィスキー色といった感じがします。
幸い目立ったシミもなくていい感じです。
できるだけこの色のままキープしたいので、無職のコロニル1909シュープリームクリームで育てていきたいと思います。
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また、コードバン脱皮も必要ない個体です。
ワックスもできるだけつけたくありませんので、あくまでも薄化粧推進派を守っていきます。(笑)
しかし、昨今の靴磨きブームでキラキラの革靴をよく見かけますが、コードバンらしさを表現するなら、このようなオリジナルの状態が一番良いような気もします。
かといって、艶のない革靴は頂けないので、程々の艶で、あくまでも「コードバンらしさ」を残しながら、この靴は育てていきたいですね。
しかし、履くのがもったいない。
って初めて思った靴です。
もう少しこのままの状態で置いておき、タイミングを見て履き下ろそうと思ってます(笑)
購入についてのやり取りや関税のことなどは、またの機会にでも書きたいと思います。