靴バカと車バカ②
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さてさて前回の続きです。
私たちは予選3位
正午からのスタート予定でしたが、少し時間が押して12時15分頃のスタート!
私達の車はEG6
知ってるヒトは知っているシビックです。
一度、ノーマルエンジンを潰していることもあり、1.8のタイプRのエンジンに載せ替えて、250馬力?ぐらいは出ているように思います・・・
そして、軽量化や足回りなどはしっかりやっているので、そこそこ速い車にはなっています。
しかし、今回のサーキットでは直線が短いコースなので、基本的には曲がる車が速いですね。
私は5年ぶりのサーキットなので、車のセッティングをどうこう言う前に、車に慣れる必要がありました。
クラッチはけれるのか?
ヒールトゥーはできるのか?
回転数合わせれるのか?
ブレーキのタイミング?
などなど、基本的な車の操作ができるのかが不安要素だったのですが、何とか身体が覚えてくれていました。
ローリングスタートで始まった4時間耐久レース。
4人で4時間回していきますので、一人頭1時間の運転です。
しかし、
エアコンなし
長袖長ズボン
ヘルメット
グローブ
エンジンからの熱気
などなど。
車内はサウナ状態です。
熱中症になる可能性も十分あります。
以前はレース中の水分補給もしていたのですが、ストローがうまく吸えず、逆に息苦しかったこともあり、レース中の水分補給は諦めました・・・涙
ですので、体内の水分は出っぱなし。
気合で1時間運転していきます。
私の順番は2番手。
タイヤの消耗もまだまだいける状態ですし、給油の心配もありません。
結構楽なポジションで、プレッシャーはあまりありませんでした。
そして、1時間のレースに突入です!
上位の2台は桁違いに速かったため、私達よりも多くラップ数を重ねていました。
ですので、運転中は自分たちがどの順位にいることは分からず、ただただ目の前の車を抜くことだけに集中していました。
私達の車より排気量の小さい車は、やはりパワーの差でどうしてもコーナー出口で離すことが出来るのですが、コーナーに入ってくると結構追いつかれたりします。
また、追われることによるプレッシャーは結構大きかったりしますね〜
ミラーを見ながら、いつ仕掛けてくるんだろー?
なんて思っていると、ブレーキミスや、ライン取り失敗して抜かれてしまうことも・・・
やはり、メンタルの差って大きいです。
逆に追う立場になった時は、こちらが強かったりします。
テクニックの差は勿論ありますが、私はメンタル面が大きく作用すると思いますね〜
しかし、車が並んだ時。コーナー侵入でどちらが先に前に出るかの駆け引きは最高です。
勝ったにせよ負けたにせよ、あの瞬間はアドレナリンが出まくっています。
これは、一度味わうと中毒になりますね〜
初めは1時間持たない。
って思ってましたが、意外にも走れてしまい、逆にそれ以上走ることも可能なほど体力的には残っていました。
しかし、交代した後は汗の量が半端なかったですね〜
腕の筋肉もパンパンでしたし、足も結構来ています。
相当に力が入っているんでしょうね〜
そして、3番手にバトンを渡してから20分ぐらい経過した後に、車がピットに戻ってきたんです。
んんんんん〜〜〜〜〜
っと!
右前からの異音を感じたので何かと思うと、この状態でした。
完全に剥けています・・・
そして予備のタイヤ交換したのですが、余分なピットインのおかげでラップ数を重ねることが出来ずに順位を落としてしまいました。
最終ドライバーに交代するまでの順位は、
総合で4位
まだチャンスはあります!
後1時間、トラブルがなければ面白い結果が出そうな予感でした。
しかし、またもや・・・
左前も同じ状態になり、あえなくタイヤ交換のためのピットイン。
大幅に遅れを取りました。
この時点で総合5位
結構頑張らないと入賞はできません。
最後のアンカーも頑張ってくれました。
しかし、首位との差を縮めることが出来ずに、
総合4位
クラス別で2位
まぁ〜健闘しましたし、何より楽しく遊べたことと、ケガもなく無事で良かったです。
こんな状態で走っていたと思うと・・・
よく完走出来たなぁ〜って思います。
実は総合で4位だったため、表彰台に上れることは考えていなかったのですが、クラス別で2位になれることは棚ぼたでした・・・汗
賞金までいただけたことに感謝ですね〜
そして、
シャンパンファイト!
おバカな10代からの仲間との遊びは、青春時代を思い出し楽しかったです。
いつまでたっても変わらない仲間にも感謝ですね〜
こうして、真夏の暑いイベントも終わりました。
やっぱり、車は卒業したといえども根本は治らず、車バカですね(笑)