オールデンを愛用して気づいた左右差|同じ悩みを持つ人へ オールデンの左右差④#54321
投稿日:2016年8月2日 更新日:
最大の山場 不良靴を更生させられるか
まだまだ引っ張ってます・・・汗
このブログで書きたかったことだったので、もう少しお付き合いを!
ここまでくれば、普通は諦めます。
なぜ諦めなかったか?
履いて間もないから?
もったないなから?
高級靴だから?
勿論上記の理由もあります。
しかし、一番の理由は、
経験則!
今日はその経験則について書いてみます。
私がその昔、車バカだったことは以前書きました。
10代から乗り物にハマって、単車、車はライフワークの一環でした。
寝ても覚めても。って感じでのめり込んでいましたね。
車って、お金がかかるんです。
パーツ代や工賃を合わせると、◯◯◯万円なんてスグです。
なので、極力自分でやっていました。
無いものは作る!
カスタムするときって、自分の理想に近づけます。
そのカスタム部品に関しても、市販品では物足りないときがあります。
せっかく手を施してやるものですから、コダワリって出てきます。
作ったらいいじゃん
これがわたしの根本にありました。
マフラーなんて買ったことなかったですね〜
溶接して自分で作っていました。
当時の日課は解体屋回り。
良い部品を調達するには解体屋が一番でした。
私は当時、草レースをしていましたので、ベース車両を探していました。
っと、
偶然にも、後ろから追突されて前が生きている車を発見したんです!
修理代をかけると新車が買えるくらいの金額だったため、あえなく廃車。
ナンバーとって車検を受けるわけではないので、なんとか動かせるんじゃないか?
って思ったんです。
そして車を見てみると・・・
ドア、ボンネット、バンパー無し。
おまけに、オートマ。
んんんんん〜
結構キテマス・・・
しかしエンジンはかかるし、フレームまでは逝ってない。
とりあえず、部品取りで買ってみるか!
ってことで、解体屋のオヤジに交渉して、破格の値段で購入したんです。
そこから、この車を直したんですね〜
後ろのパネルはできるだけ引っ張りだしたのですが、これが限界でした。
当然ながらトランクは閉まらないし、テールランプもつきません。
やっぱり、貧乏くさい・・・
そんな時、友人の車が事故をして、前からぐっちゃり逝って廃車になった車があったんです。
前から逝った車なのでエンジンは後ろに下がり、動かせる状態ではなかったんですね〜
当然ながら、修理代をかけてまで直すと新車が買えるため、あえなく廃車です。
そこで、思いついたんです!
ニコイチ
ニコイチとは、2つのものをヒトツにする。
後ろから追突されて凹んでいる部分を切り取り、前から逝ってる車の生きている後ろを切り取り合わせて1つにする。
まぁ〜つぎはぎですね。
簡単に書いてますが、私は素人です。
DIY精神でなんとかなる!
この件に関して、プロの板金屋さんに相談しました。
すると、
「素人ができるわけないだろ〜」
「ムリムリ」
「ふふふっ・・・」
完全にバカにされました・・・(涙)
やったろやんけ!
しかし、
お金もありません。
機材もありません。
あるのは、勇気と根性と、素人ならではの発想、行動力のみ。
そして、
コンプレッサーと発電機をレンタルして、エアーソーとサンダーを先輩から借りて切断しました。
パネルは簡単に切れたんですが、フレームの切断には苦労しましたね・・・汗
そして、切り取ったパネルの寸法を測って、後ろが追突された車に対して同じく切断します。
昔の写真なので、ところどころ無くなっておりまして・・・
この写真は板金が終わった後です。
毎日仕事が終わった後に、コツコツと板金していました。
屋外での保管なので、エリアごとに完成させてサフェーサーを塗らないとすぐに錆びます。
また、パテの厚盛はクラックの原因になるので、大きな凹みはFRPで修復しました。
リアフェンダーの前は黒ですが、後ろはパールホワイトでしょ?
切り取ったリアフェンダーを引っ付けています。
どのように引っ付けたかって?
溶接機もないですからね〜
これも自分で作ったんです。
溶接機を。
実は車の12Vバッテリーを直列に繋いでショートさせて溶接棒を溶かしていくんです。
4個48Vが丁度よかったかな(笑)
バカですよね〜
今考えれば本当にデタラメです・・・汗
あっ、
バッテリー溶接は絶対マネしたらダメです!
爆発する危険があります!希硫酸が入っているので大変危険です!
ってやらないですよね(笑)
そして、塗装!
これも自分で塗りました!
最終的にはピンクと黒のツートンカラーにして、草レースに参戦していました。
あっ、オートマの件ですが、これも自分でやりましたよ〜
元々オートマのNAだったので、ミッション載せ替えて、エンジンも全部手をいてました。
ヘッドのポート段付き、バルブの重量合わせ、シートカット、腰下ピストンのバランス取り、コンロッド鏡面加工、重量合わせ、などなど。
自分ができる部分は全部していました。
最終的には、タービンつけてターボ仕様にしていましたね〜
私の青春の1ページです。
かなりオールデンの左右差からかけ離れて脱線しました・・・
しかし、これらの経験則があったから、穴まで空いた靴を直そうと思ったんです。
やれば出来る!
諦めればそこで終了!
しつこく、しぶとく、完成や成功のビジョンを頭のなかで描いていれば、必ず現実になります。
あっ、私は靴関係のプロでもなければ、ITのプロでも、車関係のプロでもありません。
完全な素人です・・・
でも当時、板金屋さんにはスカウトされました・・・汗
次回、最終回に乞うご期待!