例えば、角材にドリルで大きい穴を開けるとします。
皆さんはどちらを選択しますか?
①大きいドリルでいきなり開ける。
②小さいキリでドリルの先端が入る穴を開けるて順番にドリルの経を大きくする。
①であれば、ドリル交換もしなくていいし、目的の穴も開きますが、ドリルが大きいがゆえに手元の力も必要になり、ブレる危険性があります。また、任意の位置に開くかどうかはわかりません。言ってみれば失敗する確率も大きいわけです。
②はドリルの先端が入るくらいの穴を最初に開けて、小さいドリルから大きいドリルを使うことによって確実に穴を開けていきます。ドリルの交換が必要だったり、手間もかかりますが、確実に正確に穴は開きます。
以前の私なら、めんどくさくていきなり大きいドリルを使ったでしょう。しかし今なら②を選択します。
このように、最初は小さい力ですが、汚れの突破口さえ作ってしまえば後は楽に、確実に汚れが取れることを学んだんです。
便器の水垢を小さく小さくヤスリをこすり、汚れを取っていく。大きくヤスリを動かすことって結果的には原因を解消することは出来ません。
実はこれ、
実際に経営の場でも使われています。
オニツカきりもみ商法。
ご存じの方もいるかもしれませんが、鬼塚喜八郎氏が創業した現在のアシックスです。
一点集中できりもみで穴を開けて、点と点を繋ぎあわせ、その点がつながりそのエリアの占有率をゴッソリ獲得する。
正に弱者の戦略ですね。
トイレ掃除もまた同じ。
便器についた水垢はリングのように輪っかになります。
一箇所汚れが取れれば、後はスムーズに汚れが取れていきます。
また素手ですることによって、視覚ではわからないところにも気づきやすい。
正に五感を使って汚れと向き合う。
そんなことをトイレ掃除から学びました。
靴磨きも同様です。
以前の記事にも書きましたが、靴磨きのテクニックよりも、靴磨きから学ぶことのほうが多いです。
磨いたり、掃除したりすることは多くのことを気づかされます。
靴磨きとトイレ掃除。
人生勉強でもあり、生涯継続していくことですね。



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