大切なトリッカーズにカビが大量発生! コバ・アッパーへの対策【決定版】
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先日久しぶりに革靴のメンテしようと思って手に取ったら。。。

なんじゃこりゃ?
過去最大にカビが成長していました。。。
管理してたつもりが全く管理できていなかった。。。
革靴の保管場所を変えて安心し切って怠慢ではあったものの、ここまで成長してるとは思っていませんでした。
カビに関しては過去にも色々と記事にしてきました。
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開けてびっくり革靴のカビ | 繁殖する前の対策
今日は、大東亜戦争が終結して72年目。 この国を守ってくださった英霊に感 ...
ワタシの中ではカビができても、サッと吹いたら終わり。
くらいの感覚でしたが、今回だけは本気で対策しようと考えたんです。
だって部屋の中で発生してるから、生活環境にも影響しますよね。
空気悪くなる可能性あるし、変な病気になるのも嫌だし。
ということで今回はカビ対策の決定版ということで、私自身の備忘録としても残す意味で書き留めておきたいと思います。
そもそも、なぜカビは生えるのか


「酸素」
「温度」
「湿度」
「栄養」
の4つです。
このうち酸素はどうしようもないとして、温度は20〜30℃くらいがカビにとって一番居心地がいい範囲です。
湿度は70〜80%を超えたあたりから一気に繁殖スピードが上がると言われています。
実はこのカビを発見したのは梅雨時期真っ只中!
日本の平均湿度は真冬の1〜2月を除けばだいたい60%を超えています。
正直、年間を通してカビにとってはそこそこ好条件な環境らしいです。。。
そして「栄養」というのが厄介で、これはホコリや皮脂、汗、古いクリームの成分なんかがそれにあたります。
足の裏は汗腺が集中していて、1日でコップ1杯分もの汗をかくとも言われていますよね。
革靴って構造的にカビの栄養源には困らない環境なんですよね。。。
酸素と温度は諦めるしかないが、湿度と栄養は自分でコントロールできる。
ここが唯一の希望というか、対策です。
大体コバから生えるのはなぜか


過去最大のカビの成長です。
気づかなかった私の管理が問題ですけど、これが部屋の中で起こってるって考えればその空気はどうなの?ってなると思います。
今回もそうだったんですが、カビってアッパーよりもまずコバ(靴底の側面部分)から出てくることが多い気がしません?
これ、ちゃんと理由があるんですよね。
コバって構造上、縫い目や接着部分があって表面が細かく入り組んでいます。
そこにホコリや汚れが溜まりやすいうえに、アッパーのようにクリームでしっかりコーティングされていないことが多い部分でもあります。
おまけに地面に一番近い場所なので、路面のホコリや水分を一番先に受け止めるパーツでもあるんですよね。
栄養(汚れ)と湿気、両方の条件がコバに集中しやすいと考えると、
そりゃあぁ、真っ先にそこから来るよな
って妙に納得してしまいました。
そして今回は正直、コバだけでは済みませんでした。


サイドゴアの方は、アッパーにまでカビが回ってしまっていて。
ここまでくると、コバから始まったカビが栄養源(ホコリや汚れ)を伝って上に這い上がっていったのかなと。。。
自分でもここまで広がったのは初めてで、正直かなりショックでした。
下駄箱と外置き、結局どっちがいいのか


今回カビが生えた靴、実は下駄箱じゃなくて部屋の棚に置いていたんですよね。
下駄箱は蒸れそうだから避けて、風通しのいい場所に置いたつもりで、正直ちょっと安心し切っていた部分がありました。
自作で棚作って喜んでいましたが、結局は管理しないと下駄箱に入れても外でも同じ状態ってことです。
ただ調べてみると、下駄箱だろうが外の棚だろうが、大事なのは場所そのものより「暗さ」と「空気の動き」です。
下駄箱は扉を閉め切っていれば当然蒸れて湿気がこもります。
外に置いていても、日が当たらず空気の流れがない棚であれば同じように暗所・多湿の条件が揃ってしまう。
今回の保管場所がまさにそれで、棚に置いたことで安心してしまいました。
風を通すという一番大事な作業を怠っていました。
まぁ、怠慢なんですよね。。。
ここは対策を考えてバージョンアップするつもりです。
通常の方なら以下の方法がいいと思います。
下駄箱を使う場合は1日10分程度扉を開けて空気を入れ替える。
スノコを敷いて底面の通気を確保する。
除湿剤を入れる。
というあたりが定番の対策です。
外の棚に置く場合も基本は同じで、「閉じた空間に押し込んで放置しない」ことに尽きるんじゃないかと。
あと地味に大事なのが、脱いだ直後の靴をすぐしまわないこと。
足からの汗が靴の中にこもった状態のまま収納すると、それだけで湿度条件がかなり整ってしまうからです。
2〜3時間は陰干ししてから収納するのが基本のようです。
でもそこまでやらないよなぁーっていうのが正直なところですよね。
雨の日はもっと長めに。
ここ、正直サボりがちなポイントだったので反省しています。。。
放置するとどうなるか


カビって、表面だけ拭き取って終わりにしたくなるんですが、根が深いともう一度同じ場所から生えてくるんです。
カビは菌糸というかたちで革の内部に入り込んでいくので、見た目がきれいになっても根っこが残っていると再発する。
今回の件みたいに一度がっつり成長させてしまうと、なおさら根が深くなっている可能性が高そうです。
見た目の問題だけでなく、部屋の中で発生している以上、空気中にカビの胞子が飛ぶことにもなるので、生活環境そのものへの影響も無視できません。
「サッと拭けば終わり」で済ませてきたワタシの過去の対応。
ちょっと甘かったなと思っています。
今回やった(やろうとしている)対策
カビ取りの基本は、水で拭き取らないことです。
水分を足すとその場は取れたように見えても、かえって湿度が上がって再発の原因になるとのこと。
これはなんとなくわかります。
カビがでた時は水拭きして除去したいですもんね。
ワタシは幸いなことに、自宅にエアーコンプレッサーがあるのでプシューって飛ばしてやりましたw
普通の方はそんなのないので、乾いた布やコットンパフに皮革用のカビ取り剤を含ませて、外側から内側に向かって拭き取るのが定番の手順でいいと思います。
用意しておきたいものとしては、このあたりが定番として挙げられます。
・皮革用カビ取りスプレー
・サドルソープ(汚れと塩分をしっかり落とす)
・コットンパフ(カビが広がらないよう都度取り替える)
・下駄箱用の除湿剤
・スノコ(下駄箱の底面通気用)
・靴用の乾燥機(靴の中の湿気を早く飛ばしたい人向け)
今回ワタシはこれ使いました。
これの効果はまだわかりませんが、後日レビューしたいかなーって思います。
拭き取ったあとは、風通しのいい屋外で2〜3日ほど陰干しするのが安心ですね。
日光による殺菌効果も期待できるとのことなので、できれば天気のいい日を選びたいところですね。
おわりに
今回は本気でカビ対策の決定版にしたくて、原因からじっくり調べて記事にしてみました。
時事ネタじゃないぶん、こういう記事はいつまでも読まれる気がしていて、ワタシ自身の備忘録としても残しておきたい一本です。
良い教訓になったので、空気の動きっていうのを考えて対策も考えてます。
でないとまたカビ悩まされることになります。
もし今、下駄箱や靴箱の奥にしまいっぱなしの革靴があるという方は、一度取り出して陰干ししてみてください。
ワタシみたいに「なんじゃこりゃ」とならないうちに早い対策が必要ですね。
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