コバとストームウェルトにグリセリン保湿①
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先日は、暖かかった春の日差しではなくちょっと肌寒い日になりました。
ヒャやっとします。
しかし、相変わらず花粉症は続いています・・・
朝からクシャミ連発・・・
はぁ〜って感じです(笑)
さてさて、今回はグリセリン保湿をしてみようと思います。
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実は、このブログを立ち上げる前にしたことがあって成功した例があります。
上の画像はパドモアアンドバーンズですが、この靴も18歳くらい経っていたのでやってみたんです。
見ての通り艷やかでしょ(笑)
クリームも塗っていないのにこの輝き!
グリセリン保湿については、ビンテージ靴や、長年履き込んでいる靴に対して行うことが多いです。
またその記事を上げている方も結構いらっしゃいます。
そもそも、グリセリンって化粧水に配合されているもの。
保湿力は完璧ですよね。
私達でも、石鹸や下手な洗顔料で顔を洗うとつっぱります。
なんかヒリヒリしたり、洗いたてなのにしっとりしなくてカサつく感じがしたり。
そんな時、保湿力のある化粧水を顔につければそのつっぱりも消える感じがします。
たまに、嫁の化粧水使いすぎると怒られたりもしますが・・・(T_T)
人間に使えるものなので靴の革に使っても問題ありません。
ただ、ビンテージ靴に対しては注意しないといけないこともあります。
長年潤いがなくなっている靴に対して、グリセリン保湿すると水分が抜けると同時に革も縮んでしまうこともあるからです。
グリセリン保湿する前は、ライニングにしっかりとデリケートクリームなどを塗り込んで引張を防ぐこともした準備で必要だと思います。
というのも、ビンテージや古靴はアッパーは勿論のことライニングも乾きっぱなしですよね。このギャップで引っ張られることがあるとのことです。
ネトルトンやフローシャイムなどは革質がよく、ミシンのピッチが細かく作り込みも非常に丁寧です。
それが故に、革が縮むとピッチが狭いために切れることもありますので注意が必要です。
でも、グリセリン保湿が上手く行ったときって、革がもっちりしてるんです。
そして、潤いを得た革はブラッシングで光るんです。
これにはびっくりした記憶がありました。
薄化粧推進派の私としては嬉しい限りです。
そんなグリセリン保湿ですが、実は今回やってみたかったことは、通常のアッパーへのグリセリン保湿ではなく、
ストームウェルト
これって、じみーにケアすること忘れているように感じるんです。
本来、ゴミやホコリが入らないように作られてるものなのですが、このストームウェルトって割れることが多かったり、オールソールのきっかけになったりするんです。
また、オールデンなどではこの部分が特に弱いと感じます。
実際に私が持っている靴は、割れているのあります・・・(T_T)
知らず知らずのうちに、このストームウェルトってカチコチに固まって、柔軟性が無くなるんですよね〜
割れてしまえば、後は芋づる的に割れていくだけ。
悲しくなります。
コバの手入れと同時にしなければならない部分ですが、見落としがちなのでしっかりしたいところです。
ということで、このストームウェルトと同時にコバもグリセリン保湿します。
どうなることか(笑)
この続きは次回にでも