ハインリッヒリッケンラッカー 満2歳
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先日、無事に44歳の誕生日を迎えることができました。
ゾロ目の歳って覚えているものなのですが、それを過ぎると覚えていない過去があります・・・
33歳のときも、33歳になった〜!なんて覚えていたけど、それ以降の歳って何歳に何やったかはっきりと記憶していないように感じます。
やがて自分の年齢書く時に、何歳やったっけ〜?って始末・・・
44歳になった今、そのようなことがないように1日1日を大切にしないといけないなぁ〜って思う今日このごろです・・・
今からちょうど2年前、このハインリッヒリッケンラッカーのbudaを履きおろしました。
履きおろした日が誕生日だったので忘れようにも忘れないですね。
2年経ったエイジングは、正直1年前とそう変わったこともないように感じます。
っていうのも、好きな靴なのにローテーションしていないような感じです。
穿き込みが足りない・・・
もっと履いてあげなければと思うのですが・・・
しかしこの戦車、独特の雰囲気で存在感があります。
流石にスーツなどに合わすのは抵抗がありますが、ジャケパン程度であれば違和感なく合わせれると思います。
そして2年経って思うことは、この靴の履き心地は見た目と違ってソフトな感じです。
ただ、穿き込みが足りないこともあって、ソールが硬いせいか返りが今ひとつ・・・
オールデン990に比べると硬い感じがします。
やはり、履き込んで自分の足型に合わせないといけないなぁ〜って思うところです。
自分の持っている靴の中ではまだまだ若い靴ですし、これから育てていかないといけない靴。
希少なホーウィン社のウイスキーコードバンは今ではない材質。
それをドイツの職人の手によって作られたハインリッヒリッケンラッカーのエイジングは本当に楽しみです。
私の中では、ウイスキーコードバンは薄いほうが価値がある。って勝手に思い込んでいます。
なので、補色系のクリームは全く使わずに育てています。
ワックスもビカビカに光らせずに薄くトゥに乗せてるだけ。
コードバン脱皮もする必要が無いくらい最初から良い革質でした。
従って、クリームは無色のコロニル1909シュープリームクリームのみで育てています。
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多少は、濃いくなったように感じますが、補色クリームを使っていないので経年変化のみの革質って感じです。
細部に渡りドイツ職人の技が随所に出ていて、オールデンやその他のシューメーカーにはない品質を出しています。
あっ、そーそー
お気づきの方もいるかと思いますが、私はこの靴に対してシューツリー入れていません。
敢えてです・・・
コードバンって形状記憶の性質があるので、履き皺を定着させる意味で最初からシューツリー入れずに育ててきました。
このやり方が良いか悪いかはわかりませんが、履き皺は定着していますね。当然ですが・・・
まだ2歳なので革に影響こそありませんが、時々革を伸ばしてあげることも必要かもしれません。
この靴の情報って意外に少ないんですよね〜
また、オークションで未使用を購入することはできるかもしれませんが、ショップで新品のハインリッヒリッケンラッカーのウイスキーコードバンは購入できません。
そう考えると、タイミング良く買えたなぁ〜って思います。
これから時間をかけてエイジングしていき、このブログにもアップしなければいけませんね(笑)
先ずは、満2歳。
この先10年、20年付き合えるようにしっかりとケアして楽しみたいと思います。