コードバン靴とシューツリー②
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何とか更新できました・・・大汗
ギリギリですね(笑)
さてさて、前回の続きです。
コードバン靴にシューツリーは必要ない!
って書きましたが、誤解を招かないために・・・
結果的に言えば、シューツリーは使っています。
ただ、1足に1個のシューツリーは必要ない。と思うんです。
前回も書きましたが、せっかく馴染んでいる靴に対して、既成のシューツリーを入れることによって、強制的にその形になるようにしていますよね?
要するに、リセットされるわけです。
また履いた靴は、中1日以上は置きますよね?場合によっては、中3日とか。
結局、履いたその日よりもシューツリーに入れている時間のほうが長い。
いつまでたっても、馴染みが悪いのはこのせいもあるのではないかと。
ってことで、実は前から思っていたし、実験的にしていたことであったので紹介していきたいと思います。
コードバン靴って、私の中ではオールデンです。
オールデンの履き心地は包み込むように柔らかく、中毒性たっぷりの履き心地。
ラストも豊富ですよね〜
ラストによっては、自分の足型に合ってる人も多く、さらに履きこんでいくことによって、極上のインソールに仕上がっていきます。
でっ、
私がやってることは、
履いたその日にシューツリーに入れ、その後はシューツリーを抜く。
また、シダードライも代用していますね。
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これであれば、1足1個は必要ありません。
また、履いた時間と同じぐらいシューツリーを入れているので、既成のシューツリーの形になりません。
履いた後の靴は、ソールが反ります。
これをシューツリーで伸ばします。
伸ばす。ってことは、引っ張ります。
引っ張ることによって、足の形になった部分まで伸ばされます。
せっかく、小指や親指の形になってきたのに、余計な部分まで伸ばされては馴染みは遅いですよね〜
私は、シューツリーを入れた靴と、入れていない靴を比較して、自分なりに検証しました。
結果、入れていないほうが履き心地は断然良かったです。
やはり、足型になっているところを定着させているため、次回履いた時にはその形になっています。
また、コードバンの特性でもある、「形状記憶」のため馴染みはいいですね〜
せっかくの特性をシューツリーで殺しているように感じたので、長期間のシューツリー使用はしていません。
因みに、今年の2月に購入した
これ
ハインリッヒディンケラッカーBUDAは一回もシューツリー入れていません。
って言うより、入れない・・・汗
この靴は、入れずに育ててみようと思っているので・・・
がっ、
使用もしますよ。
あからさまに型くずれしてくるような場合や、少しくたびれているような状態であれば、シューツリーを入れます。
そうすることによって、靴にも喝が入ると思うんです。
ある意味、飴と鞭的な感じで使っていますね〜
そして、私が使用しているシューツリーは、
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このように、ブラックジャック風しています(笑)
結構いい感じのシューツリーで気に入っています。
しかしあくまで、既成のラストに合わせた形です。
この形にコルクを貼り付けて自分の足型に合うように調整していきます。
こうすることによって、ストレッチャーの代わりにもなるんです。
小指や、親指、甲の部分、などなどペタペタと貼り付け、不要な部分はカットしていきます。
多少は自分の足型に合った形でキープ出来ています。
このような形で、数種類を使い分けている感じ。
ですので、履いた後は入れて、次の日に解放。
これの繰り返しです。
靴を買った時には、必ずシューツリーを買う。って言う概念ありますよね〜?
って言うより、セットではないかと。
私も、持っている靴の全部に対してシューツリーは持っています。
ただ、目線を変えれば、自分の足型は一つしかありません。
その一つの足型を基準にし、カスタムのシューツリーを作ってしまえば、他の靴にも代用できますよね。
まぁ〜ラストの関係もあるので一概には言えないにしろ、私は使い回しでシューツリーを使っています。
また、シューツリーを使わないメリットのほうが、私の使用条件にはあっていました。
逆に入れているメリットが少ない。
皺を伸ばせるから。
型崩れ防止。
これらは手間や工夫でなんとかなります。
靴好きなら、このような手間って、手間ではないですよね〜?
今回は、私のコードバン靴の保管方法を書きました。
あっ、カーフに関しても、コードバン靴より入れてはいますが、使い分けで入れていますね。
トリッカーズなどは、入れていない事のほうが多いです。
しかし、見ての通り全く問題ありません。
皺を伸ばすことも勿論大事です。
その意味合いで、昔からシューツリーは存在しています。
しかし、既成の形に長期間入れているのはどうなのかなぁ〜?って・・・
入れているから安心
なのでしょうか?
固定概念があると、どうしても考えが柔軟にならないこともあり、私も長年このようなことすら考えたことがなかったです。
時に、目線を変えて斜めから見ることも必要ではないでしょうか(笑)