靴の丸洗いのススメ②
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さてさて、前回の丸洗いの続きです。
乾燥
靴を乾かす上において、やっぱり新聞紙が一番いいです。
最初は1時間おきに中身を入れ替え、半乾きになればシューツリーに変えます。
また、一気に太陽光の下で乾かすよりもじっくり時間をかけて日陰で乾かすことをオススメします。
っていうのは、急激な温度変化は革には良くないです。革は乾くときに縮まりますし、パリパリになり必要な水分がなくなりクラックの原因にもなります。
(私は以前、革の鞄を太陽カンカン照りの時に乾かし、クラックが入った経験があります・・・)
ですので、日陰で乾かすのが良いです。
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そして、半乾きの状態でインソールにデリケートクリームをたっぷり塗ります。
このエム・モゥブレィのリッチデリケートクリームは、物凄くいい香りがします。
プルプルのクリームで、塗りこむと革に吸収されていくのがわかります。
靴のインソールに塗りこむことによって、インソールが柔らかくなり、履き心地も変わります。
私の中では、丸洗いした後のこの作業は外見よりも重要な工程ですね。
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更に表面が乾いたら、スエード用の栄養剤をスプレーします。
このスプレーはコロンブス製で、その名も
「ヌバック スエード栄養ミスト」無色
なんとも解りやすいネーミングですね。
これを全体に吹き付けます。
吹き付けたら、乾燥するのを待ちます。
乾燥したら、金ブラシ(ワイヤーブラシ)でブラッシング。
あっ、私の中ではスエードのブラシは昔から金ブラシでした。
立派なスエード用ブラシもいいですが、ここは庶民の見方。ホームセンターで購入しました。
毛並みを揃えます。
そして次に、
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防水スプレー
「AMEDAS」コロンブス製のアメダス。
こちらは初めて使う商品です。
私の中で、満足した防水スプレーに巡り合っていないため前評判の高いこの商品をためしてみることにしました。
私は、栄養剤の後にこのスプレーをかけました。
そして、乾燥後同じく金ブラシでブラッシング。
そして、仕上がりがこちら
左が丸洗い前。右が丸洗い後
撮影条件が違うのでわかりにくいですが、シューレースの色が判断基準です。シューレースは洗っていません。
左の写真のほうが濃い色に対して、左の色は薄い。従って、左の写真のほうが明るいわけですね。
それを踏まえてみてみると、丸洗い後の方が、色が濃いのがわかります。
発色が良くなったともいえますね〜
実際、色は濃くなりました。でも、スエードのまだらな色ってなんか貧乏くさっくってカッコ悪いですよね〜
結果として、丸洗いは成功しています。
インソールも、リフレッシュできるのが丸洗いのいいところ。
これでしばらくメンテナンスをしなくてもいい感じになりました。
靴の丸洗いは個人的にはオススメです。
しかし、古靴はやめておいたほうがいいと思います。
それは
靴に大敵なクラックの原因になるおそれがあるからです・・・
また、一部の特殊な革などはやめておいたほうが無難です。
靴の丸洗いは、くれぐれも自己責任でお願いしますね。