コバのお手入れ②
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さてさて前回のつづきです。
コバの面を均一にする
コバが均一になったところで、コバをアルコールなどで脱脂します。
そして、
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コバインキを塗ります。
ベタベタにならないように、数回に分けたほうが綺麗に塗れます。
そして乾燥させます。
通常ならばこれでフィニッシュです。
私はここから一手間かけます。
コバインキを塗った後って、ビミョーにマットな感じになるんですよね〜
そこで、
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これを使ってコバの面を潰していきます。
アビィースティック。て言いたいところですが、これ、結構使えます。
アビィースティックも持っていますが、こちらのほうが軽いし、持ちやすいし、傷ついても気にならないし。
って感じで、こちらばかり使っています。また、何と言っても安いですしね(笑)
潰すというより、〆るッて感じでしょうか。
すると、少し光沢が出ます。
前回の記事で、面を1000番で仕上げないのはこのためです。
結局、スティックで表面を潰しますから、キレイに研いでもあまり意味が無いんですよね〜
その後、
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waxを薄く塗っていきます。
厚塗しても割れるだけですので、薄く数回に分けて塗ります。
通常の靴磨きと一緒ですね。
私は、waxを塗った後に
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コロニル1909シュープリームを塗って光らせています。
そして仕上がりがこちら。
コバインキだけよりも深みがあり光沢もありますよね〜
ここでお分かりのように、コバインキはある程度塗っていれば、色付きwaxでカバーできます。
この986はコバインキを使って1色でやりましたが、
こちらはオールデン54322ですが、コバインキ使っていません。
補色用クリーム(上段に黒のクリーム、下段は無色のクリーム)を塗りこみ、無色のwaxを塗りコロニル1909シュープリームで仕上げています。
せっかくのヒールの積層を楽しみたかったのと、色の濃いバーガンディを軽めにしたかった意味も込めてこのようにしています。
どうでしょうか?
コバが綺麗になれば靴がもっと綺麗に見えますよね。
色々なクリームを使ってみれば、また楽しめると思います。
しばらく、このような状態で履いていますが、メンテも楽でブラシをかけるだけである程度光ります。
また、waxをつけることによって防水効果もありますね。
コバからの水の侵入は靴の寿命を早くすると思います。カビもここからが原因です。
コバのお手入れでオールソールの時期も遅らせれると思います。
お時間があれば是非やってみてくださいね。