50代でも普段から革靴をたしなむために、革靴の履き心地改善を考える
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記事を書き出して、やっと6年前に書いていた感覚がジワジワと戻ってきています。
別にネタを溜め込んでいたわけでもなく、ただただ書きたくなったので書いているに過ぎないのですが。。。
自分が50代に突入して、体力的にも若い頃とは違うんですが、今回のテーマについて考えていこうと思います。
50代には健康シューズがお似合い???
50代になってから、体力は徐々に落ちてくる実感があります。
特に足腰。
膝が痛かったり、腰が痛かったり。
まぁー、あるあると言えばそうなんです。
せめて楽な格好や、装着感って求める傾向にあります。
実際にワタシもその傾向があります。
例えば、
すぐに靴を脱ぎたがる
靴下までも脱ぎたがる
まとわりつくモノを取っ払いたくなり、楽な環境を求めます。
健康シューズみたいな、クッション性が高く、履いたり脱いだりが楽な靴。
サイドにファスナーが付いているなんちゃって革靴。
これらはワタシ的には邪道としか思えないんです。
大人として革靴を履いているときには、それなりの雰囲気を出さなければみっともない。
って思うこともあります。
いくら楽であっても、足元は王道というか、それなりの見栄えでないと。
しかし普段から履き慣れていない革靴って、硬いですよね。
履き心地が悪いから敬遠する。
これらあるあるです。
また修行してこれら履き心地の悪い靴を馴染ませるか?
って考えれば、これもまた辛い。。。
ではどうするか?
履き心地の悪いメカニズムを考える
履き心地が悪いって、どんな状況でしょう。
①締め付けられる
②小指が噛まれる
③甲が痛い
④靴擦れする
こんな感じでしょうか。
①締め付けられる
比較対象が、どの靴かで変わってきます。
スニーカーのようなラフな履物と比べるのは違うと思います。
ただ、革靴と普段靴の線引って、やぱりスニーカーとかになるんだろうと思います。
革靴の締付けは、サイズが小さい。革自体が硬い。革が伸び切ってない。
色々と原因はあります。
革靴のサイズ感は、オーバーサイズよりも小さいほうがいいように思います。
オーバーサイズの履き心地って、靴の中で足が暴れるので、不快そのものです。
ある程度のかっちり感は、革靴の履き心地で必要かと思います。
また、革を柔らかくするクリーム等で改善することもあります。
②小指を噛まれる
よくいいますよね。。。
革靴のラスト(木型)がシュッと細いタイプだと、これらはよくあります。
特に内羽根のストレートチップ系なら、先がシュッとしてるので小指や親指などは痛いことがあります。
①同様に、当たる部分にクリームを塗ることで改善します。
③甲が痛い
これもあるあるですよね。
甲が痛いのも、サイズがあっていないことが原因であります。
日本人は甲が高いと言われます。
海外製のメーカーは、白人などの足形に合わせています。
白人の足形って、甲が低いんですよね
故に日本人が履くことによって窮屈になる場合があります。
CDEと甲のサイズがあります。
一番シュッとして見えるのは、Cウィズです。
ワタシは甲が高く、踵が小さく、足のサイズは24,5です。
相当マヌケな足形なんです。。。
aldenのCウィズを試着したとき、同じUS6.5だとキチキチでした。
なので、US7のCウィズを試着しましたが、今度は、靴の中で足が暴れて不快でした。
また踵もスポスポ。
逆にEウィズは形的にずんぐりになるので、ちょっと外しています。
結局、マイサイズ的にはUS6.5Dがしっくりきます。
これでも踵はスポスポに近いですね。。。
試着して、ある程度締めつけ感がある靴のほうがいいように感じます。
またシューレースで調整できる靴であれば、ゆるく結ぶことで締めつけ感は改善できます。
④靴擦れを起こす
この靴擦れこそ、革靴を普段から履くことへの抵抗なのではないかと思います。
靴擦れのメカニズムって、結局は火傷なんです。
一部が摩擦によって皮膚を刺激し、体が守ろうとして水を出す。
そして水ぶくれができて緩衝材となる。
結局、擦れることが原因です。
擦れることがなければ、これらは起こらないと思います。
ではカチカチの遊びのない靴であれば擦れることはない。
これもまた窮屈で履き心地は悪くなると思います。
適度に遊びがあり、擦れない靴。
これが理想形だと思います。
適度に遊びがあり、擦れない革靴とは?
これら①〜④を総じて、ソールの柔らかさで改善できると思っています。
(科学的根拠は置いといて)
過去に大手術をしたalden#54321
今も全く現役で履いています。
靴を履きます。
歩くときは甲から先は曲がります。
このような感じですよね。
アッパー部分は当然ながら曲がりますし、ソール、インソールも曲がります。
アッパーやインソールって、単品で曲げると結構ふにゃふにゃだと思います。
弱い力で曲がるのではないかと。
しかし、靴の骨の部分であるソールって固くてゴツいですよね。
またこれらのソールって、革が使われています。
alden54312
この革を柔らかくすることで、革靴の履き心地は全然違うものになります。
また当然、ソールが柔らかくなることによって、甲より前を曲げるときに靴自体が踵についてきます。
ソールが柔らかい靴を履くと足元は軽やかです。
スニーカーのような軽さはなくても、軽快さは全然違うと思います。
ソールは色々な素材があります。
ゴムや、ウレタン、レザーこれらメンテナンスで改善できるのは、レザーではないかと。
レザーソールは意外にもメンテナンスしていない人多いのではないでしょうか。
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レザーソールのお手入れ
私の中で、好きなメンテナンスの一つに、このレザーソールのお手 ...
シングル、ダブルとソールの厚さもあり、ダブルになれば硬いけどクッション性は良い。
一方シングルはソールは柔らかいが、クッション性は悪い。
ドレスシューズは大体シングル、
Trickersカントリーブーツのような、ややカジュアルな靴はダブルが多いように思います。
常に地面と接触して、酷使しているはずのソールなのに、靴のアッパーやコバ、見える部分だけ光らせたりメンテナンスするだけでは、履き心地は改善できません。
またレザーソールは乾燥することによって、耐久性が著しく悪くなります。
常に地面に接触しているので、乾燥するのは当たり前です。
乾燥すれば、硬くもなりますよね。
レザーソールこそメンテナンスしたときに履き心地変わる部分はないと思ってます。
履き心地が変われば、履く頻度も上がります。
普段から革靴履きたいー
ってなる可能性あります。
特にワタシ達50代は楽な靴に行きがちですが、大人の貫禄を見せるためにも、足元の演出って革靴が一番かっこいいと思います。
ご高齢の老人でも、ジーンズにローファーみたいなファッションは、
大人のおしゃれ
を感じます。
上品ですよね。
普段のカジュアルなファッションでも革靴を取り入れることで人とは違う足元を心がけたいです。