靴バカのコダワリ

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靴紐のくたびれをシャキッとする方法

投稿日:2019年1月7日 更新日:

 

この最近、靴紐に関してネタにしてきました。

私にとって靴紐は大事なアイテムです。

その時の気分でコロコロ変えています。

そして、先日靴紐を染めたりもしました。

 

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靴紐を変えたときは違う靴を履いてるような感覚になるので、新鮮な気持ちにもなります。

靴紐と一緒に服のコーデも楽しめるので、私にとっては地味に好きなことなんです。

靴紐にトコノール 靴バカ.com

しかし、靴紐を変えるときってどうしてもアイレットの跡がついていますよね。

また、蝋引きの蝋がなくなってくれば靴紐がくたびれることもあります。

蝶結びもクタクタって感じです。

また、ハト目が付いているアイレットであれば、金属部分が擦れて靴紐が黒くもなります。

そうなった場合は、靴紐を洗ってリフレッシュさせることも一つですよね。

靴紐をリフレッシュさせた後は、靴紐もピーンとしています。

ただ、色褪せることもありますので、靴紐に蝋引きさせることが必要になります。

本来の蝋引きとはどうなのかはわかりませんが、私はワックスを使っています。

蝋引きした時には、色味も深くなり靴紐もシャッキとします。

ただ、融点が高いワックスになれば、靴紐自体に蝋が行き渡らないため、粉状になる場合もあります。

靴紐は屈曲するので粉が顕著に出る場合もあるんですよね。

特に気温の低いこの時期になれば、蝋が固体になります。

せっかくキレイにリフレッシュした靴紐が台無しになります。

実はこれは経験しています。

どうにかならないものかと悩んでいたんです。

そんなときあるものを思い出したんです。

それは、

 

トコノール

トコノールの使い方は以前こんな形で使ってみました。

 

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トコノールの本来の使い方は、革の裏側(床面)などの毛羽立ちを抑えるものです。

言うならば、革の整髪料的な役割です。

 

トコノールを付けて、かっさ棒で慣らしていくとその部分は艶が出ます。

レザークラフトなどでは定番の商品ですよね。

これを応用してこんなこともしてみました。

 

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これはこれで成功してよかったです。

キレイに艶も出ました。

 

そして今回考えたのが、このトコノールを靴紐に浸透させてみることにしたんです。

靴紐は繊維でできています。

くたびれてきたときは、この繊維がバラけることになります。

バラけるとくたびれてきますよね。

故に靴紐もシャキっとしないんですよね。

 

本来、革の繊維質に浸透させて固めることがトコノールの役割なのですが、これを靴紐に使うとどうなるのか実際にやってみたんです。

やることは簡単です。

単に、リフレッシュさせた靴紐にこのトコノールをぬ入り込むだけです。

 

トコノールはこのように糸をひくような感じでトロトロになっています。

また手につけると若干の粘性があり、乾燥するとサラサラになります。

例えるなら、洗濯のりをクリームにしたような感じでしょうか。

これを乾燥した靴紐に塗り込みます。

 

靴紐は乾燥しているので、トコノールをどんどん吸収していきます。

靴紐全体にトコノールが行き渡れば、余分なトコノールを除去する意味でウエスで拭き取ります。

このとき、靴紐をしっかりウエスで固定して靴紐を引き抜くと、靴紐が絞れたようになり靴紐がピーンとなります。

また、靴紐はトコノールが浸透しているお陰で一層濃い色になり、色あせもなくなります。

 

靴紐にトコノール 靴バカ.com

おまけに艶もあるんですよね。

どうでしょうか。

靴紐にトコノール 靴バカ.com

上がトコノールを塗る前、下がトコノールを塗った後

靴紐が明るい色なので色が濃いくなったのがわかりにくいですよね。

 

靴紐にトコノール 靴バカ.com

ってことで、白黒画像にしてみました。

明らかに下の靴紐のほうが濃くなっています。

また、靴紐がシャキッとしていますよね。

そして、

靴バカ.com alden 54038before
alden54038 靴バカ.com

after

蝶結びがキレイに見えるし、靴紐自体に張りがあります。

シャキッとしていますよね。

 

今回は、トコノールを使ってみました。

実際のトコノールの使い方とは異なりますが、「毛羽立ちを抑える」という意味では、革も繊維も同じように感じます。

また私の中では、トコノールは「整髪料またはのり」という認識です。

トコノールって、意外に使えるアイテムなんですよね。

 

また、水性なので簡単に除去できるところもいいと思います。

靴紐の張りがなくなっていて困っている人には試して見る価値はあると思います。

今年も引き続き、DIY精神で靴ネタを書いていきたいと思いますので、今後とも靴バカ.comをよろしくお願いいたします。

 

   
 

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