中国あるある!順番飛ばし
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今回も前回と同じく、上海に移動してきました。
と言っても、最終的に帰国する時には上海の空港を利用するので、前乗り的な感じです。
しかし、中国では毎回発見があり勉強できる部分があります。
そこで、中国あるあるについて書いていければと思います。
今回は、完全な一人旅。
同行者もいないため、基本的に自由に行動できます。
しかし、逆に頼れる人もいないので自己責任になります。
今回は、初めて行った場所もありますので、私の拙い英語とジェスチャーが頼りになります(笑)
まず、空港からして今回は上海虹橋空港でした。今までは上海浦東空港だったんです。
これは日本で言うところの、羽田と成田にあたります。
羽田が虹橋、成田が浦東。
利便性を考えるなら虹橋のほうが断然良かったです。
しかしながら、初めて利用した空港で右も左もわからない状態。
しかも、面会時間までの逆算を考えると失敗も出来ない。
正確さがかなり重要でしたので、周りにいる中国人に目的地までの行き方を聞きまくりました(笑)
幸いなことに、全員が全員きちんと教えてくれました。
中には、急いでいる中国人でしたが、私の地下鉄のチケットまで購入するアシストしてくれたんです。
これは非常に助かりましたね。
無事にアポイントの時間にも間に合いミッションも無事終了。
当日はバタバタだったので、空港周辺の写真は撮れませんでした。。。
一方で、中にはモラルのない中国人もいました。
それは、新幹線のチケットを買うとき。
中国では人数が多いので、チケットカウンターは50席ほどオペレーターで埋まっています。
それが何処も長蛇の列。
私も時間との戦いだったので、早くチケットを買わなければ!
って思いで順番を待ち、いよいよ私の番ってときに、一人の中年男性が私の前に立ちふさがったんです。
中国語で言ってるので、何を言ってるのかわからなかったですが、私の解釈では、
急いでいるから、オマエの前に行かせてくれ!
行かせてくれたら、この1元やる。
最初はわけが分からなかって、キョトンとしていたのですが、私の返事を聞く前に、その中年男性は順番飛ばしをしたんです。
しかも、順番をお金で買おうとしたんです。
しかも1元で。
コノヤロー!
これで状況が把握できた私は、その中年男性を押しのけて、
NO!
と強い口調でいってやりました。
流石にびっくりした中国人もどこかに行ってしまいましたね。
私も必死なので熱意が伝わったのかどうかわかりませんが、とにかくどこかに行きました(笑)
日本人なめんな!
って感じですよね。
中国ではこの順番飛ばしは普通に行われています。
って言うより順番飛ばしが悪いことと思っていない。
また中国では、駅の構内に入る時には必ず荷物検査があります。
空港の保安検査のユルイ版って感じです。
列に並んで装置に荷物を置くわけですが、ここでもまた順番飛ばしが。。。
私の後ろにいた中年女性が、私が荷物を置くタイミングで、ハンドポーチを投げ縄のカウボーイばりに投げやがったんです(笑)
投げたポーチは、今私がかがんで荷物を置こうとしたタイミングだったので、私の荷物の前には投げたポーチが先に通過するんです。
そのすきに、その中年女性は私の順番を飛ばしたわけです。
投げる瞬間もバッチリ見ました(笑)
これには、思わず大笑い(爆)
アッパレです。
これも中国で生きていくためには必要な技なのでしょう(笑)
しかし、ちょっと苛ついたので、意地悪ついでに、
荷物が出てくくるタイミングで、私のリモワの下にそのポーチがあったので、思いっきりリモワの上からそのポーチをはねのけてやりました(笑)
当然、装置からはみ出していましたけどね(笑)
まぁ、大人気ないといえば大人気ないです...
中国で順番をきちんと守るのは意味がないと思います。
守らないのは個人だけかと思いますが、次に挙げることもびっくりしたことです(笑)
それは、
新幹線の乗車時のこと。
日本でも車両が開くドアの前に並ぶのが普通です。
中国でも同じく、指定席などがあるので、車両が開くドアの前に並んでいます。
しかし、並んでいる人もいれば並んでいない人もいます。
明らかにドアが開く位置に並んでいない人。
みんな並んでいるのに何故だろう?って疑問に思っていたんです。
すると、
新幹線自体が、開くドアの前で停車しない!
こんな事ある!?
何度か中国の新幹線に乗っていますが、まともに止まったことがないんです(笑)
少しのズレならまだしも、5メートルから8メートルずれるんです。
今回は一車両近くズレていました(笑)
当然ながら先頭の人は移動しますが、列に並んでいない人は、先頭の人よりも先に並んでいるんです(笑)
これも必殺順番飛ばしです。
脇から入ってきた人は、何の悪びれた様子もなく、しれーっと割り込んで席に座っていました。
また逆に、飛ばされた人も文句を言ってるようには見えなかったです。
やはり、順番飛ばしは勝つかまけるかの戦いなのかもしれません(笑)
日本人ならありえないことです。
また、新幹線に乗る際は指定席をオススメします。
自由席には座れなかった人で満員になっています。
また、指定席でも立っている人がいたり、空いていたら座っている人さえいます(笑)
私もそんな状況に出くわしたのですが、自分の指定席の前に行くと、座ってこそいませんでしたが、私の席の前で仁王立ちになっていました。
その中年男性を見ると、
奥にどうぞ〜
みたいなジェスチャーするので、
ここは、俺の席!
って言うと、渋々どこかに行っていました。
ホント自分勝手と言うか何というか...
指定席が指定席でないところも中国あるあるのような気がします。
また、車両内での電話は普通にしています...
しかも大声で(笑)
電話の声がしていたり、子供が大声で歌ったり、そのお母さんも一緒に歌ったり、はたまた動画の再生音が大音量だったり。
それはもう動物園状態です(笑)
もう怒りなんかないです。
ただただ笑うだけ(爆)
変なお笑い番組を見るより、絶対にウケる状況です。
また、作っていない笑いなのでリアル感も違います。
そして皆共通しているところが、真剣であり、本人は至って普通の行動をしているだけなんです。
天然キャラとかそういったことではなく、中国の常識なのでしょう。
そこままたウケる(爆)
文化の違いは絶対にあります。
ただ違った文化は、怒りがあったり、失礼にあたったりすることがあります。
しかし、それを超えると笑いに変わる。ってことに気づきました(笑)
今回の訪中は、間違いなく一人で笑っています。
色んな所にトラップが仕掛けられていて、そのトラップをいかにくぐり抜けていくのが中国人のミッションのような気がします。
また、そのトラップにひっかかる中国人が実に面白いです(爆)
最後にそのトラップの一つをご紹介します。
それは、駅の改札口。
通常乗る前に、行き先までのチケットを購入します。
そして、乗り越した場合以外はすんなり改札を抜けれます。
しかしこれがトラップだらけなんです(笑)
私もそのトラップにかかったのですが、乗り越してないのにもかかわらず、駅の改札が抜けれないんです(笑)
おかしいと思い、案内センターに乗越精算を見ればチャージはゼロ。
故に、改札は抜けれないとおかしいんです。
しかし、改札口ではNG
外国人だから?
なんて思ったのですが、現地中国人も結構な確率でこのトラップに引っかかり改札を抜けれない人が多くいました。
原因は装置がボロいだけ。
装置が認識しないんでしょうね(笑)
当然ながら、改札口には人がいっぱい。
そして案内センターも長蛇の列。
その横から割り込んでくる中国人(笑)
改札近くでは、いつもお祭り騒ぎです(笑)
その脇を私は笑いながら通過しています(笑)
今日も引っかかってる(笑)
中には、この改札をかがんでくぐり抜ける中国人さえもいました(爆)
大声で怒ってる中国人は真剣そのもの。
日本ではまず見られない光景です。
違った目線で見れば、この国こそ面白い所はないかもしれませんね(笑)