自分で直せるサンダルの修理
投稿日:2016年8月10日 更新日:
サンダルが切れる
夏の定番アイテムのサンダル
夏しか使わないので、基本的に使い捨てかメンテナンスしてなくて、放ったらかし。
ってよくあるのではないでしょうか。
そう、今回はその放ったらかしに該当しています。。。
それは妻がサンダルを履こうとしたとき、
まただぁ〜・・・涙
原因は、
サンダルのベルトが外れたこと。
実は3回目です・・・
以前外れた時は、プロの方に修理してもらったんです。
しかし、接着が甘かったのか数日後に同じように外れてしまい、再修理。
それからワンシーズン履いてこの状態です。
ここまでくれば、元はとっているのでいいかなぁ〜とも思うのですが、やっぱり愛着があるんでしょうね〜
このサンダルは、珍しくトリッカーズなんです。
妻と結婚する前に買ってたので、17年位経っているものです。
結構ボロボロなんですが、革質はいいですね。
ってことで、今回は私が直すことにしました。
まずは、以前接着しているゴムのりを取る作業からです。
このゴムのりを取るのは、アセトン。
革を痛める場合があるので、慎重に取っていきます。
工業用アルコールでも良いかもしれませんね。
そしてゴムのりをとったところで、革の表面をヤスリで慣らします。
これはツルツルしているところより、表面を荒くしてゴムのりの馴染みを良くする意味があります。
従って、荒目のヤスリで傷をつけていきます。
同じく、表面をアセトンで脱脂した後、
このゴムのりはプロの方も使っているみたいです。
使い方は、接着する面の2面にのりを両方に塗ります。
そして、表面が乾くまで待ちます。約5〜10分。
通常は、塗ったそばから早々に接着しますが、このゴムのりは塗った表面を乾かせてから接着します。
従って、作業時間的には結構余裕があったりしますね。
それともう一つ。
トルエンが入っているので、換気には気をつけてください。
昔、吸ってたから大丈夫!
なぁ〜んて言わないように!
大変危険です!
乾いた後は、もとに戻すように接着します。
位置がずれてしまえば、元には戻りません。
ですので、接着する時は一発勝負です。
結構丈夫についているかと思います。
通常ならばここまでです。
以前、修理したお店もここまででした。
ここでヤメれば、結果は同じように思ったのでヒト手間加えました。
真鍮釘。
長過ぎると貫通するので、10ミリの釘を用意します。
そして、釘を打つ位置に小さく穴を開けて釘を打ちます。
中のソールでとどまるくらいの長さなので、ソールからは見えません。
履いていても釘の頭が丸いので、違和感もないです。
それに、ゴムのり+釘での固定なので丈夫に接着できていると思います。
接着して履けるようになったのですが、あまりにも汚い・・・
これだと流石に忍びないので、クリーム入れて磨いてやりました。
ソール部分は結構ダメージもあり、ところどころクラックもあります。
また、シミなどもありますので時間があれば丸洗いコースですね・・・
ということで、サンダルの修理をしてみました。
このくらいであれば素人でもできると思います。
今回の鍵は、やはり、
これでしょうね。
量販店のゴムのりはいくつも試しましたが、接着完了までの時間が長すぎるのと、気づけば動いていた。
って言うことがありました。このゴムのりは、速乾性で作業が大変し易いです。
ヒールのゴムの部分の接着に大半使われているので、接着力は結構あると思います。
ただ、接着する面は脱脂しなければ接着効果も半減するので、手間を惜しまずやることですね。
毎度毎度ですが、
くれぐれも自己責任でお願いしますね!
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