毎年の恒例行事 石鎚山お山開き
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今週は、ほとんど雨の週でした。
靴好きには、辛い1週間となりましたね・・・
来週あたり、スカッと晴れてくれれば良いのですが。。。
随分と雨が降る注ぐ日本列島ですが、各地で被害が出ていますので、皆さんも十分にお気をつけください。
さてさて、今週は毎年の恒例行事の石鎚山お山開きに行ってきました。
この石鎚山のお山開きは、御神体に唯一触れる時期なので、全国から多数の参拝者が来ます。
かなりのパワースポットなので人気の場所なんです。
四国にあまり天災がないのは、この石鎚山に守られているから。なんて言われているほどパワーが有る場所なんです。
私も早いもので、お山に登り続けて10年近くになります。
験担ぎの意味もこめているのですが、なんか行かないと気持ち悪いと言うか何というか・・・
この10年皆勤賞です。
どんな事があっても、この時期だけはお山に行けるスケジュールを組んでいます。
しかし、この雨でいつも登っていたルートは道路が閉鎖。
開通の見込みがないと知って、今年は登れないかもしれないと思っていました。
しかし、反対側のルートではお山に登っているとの情報を得たので、急遽そちらのルートから登ることを決めました。
行きの途中では、こんな場面も
完全に滝です・・・(汗)
この状態であれば、落石の危険性はかなり高まりますよね。
やはり、修行。
にふさわしい場所は間違いありません(汗)
上流はかなりの水位で荒々しい状態。
しかし、幸いにも雨は降っていなかったのでお山には登れる環境でした。
ロープウェイも動いていたので一安心です。
今回は反対側で登りましたが、このルートこそ、正門と位置づけられている成就社があります。
この成就社から登るのは、結構疲れるんですよね〜
お山開きの10日間は、このように入山する時に宮司さんから、無事に下山できるように祈願していただき、掛け声とともに登り始めます。
これから登るぞー!
ってときなのに、門をくぐれば、しばらく下り坂になっているところが何とも言えない感じなんですよね〜(汗)
当然、下りがあれば上りがあるわけで、このアップダウンの差で足の負担が半端ないんです。
毎年登っているのですが、
慣れる。
ってことはあまりなく、その年その年で疲れ方も違うんですよね〜。
年齢のこともあるかもしれませんが・・・(笑)
しばらく登っていると、まだかまだかと思う気持ちが高まってきます。
長いトンネルの中をさまよっている感じ。
登り詰めたのに、更に登りがあるんです・・・
やはり修行なんですね。
そして登り詰めた所に、ちょうどいいタイミングで休憩所があります。
ここで休憩して、あめゆをもらうことに。
店主から、
冷やしもいいけど、オススメは熱いあめゆですよ。
って言われて頂くことに。
アツアツになったあめゆを頂くと、確かにほっと一息つけます。
店主から、
あと半分頑張って!
って言われ、愕然としました・・・
まだ半分かよ!
自分では結構登ったつもりだったんですがね(涙)
登りを続けていくと、このように鎖があります。
この鎖何だと思います?
実はこの鎖を伝って、登っていくんです。
勿論命綱などありません。
滑って落ちれば命を落とすこともあります。
実は2年前に、この鎖を伝って登りました。
その時はお山開き初日で、多数の方と一緒に登ったので集団心理でなんとか登れました。
しかし冷静になってみれば、かなりの危険がたっぷりと含まれています・・・(危)
鎖を伝って登ればショートカットになるのですが、命と引き換えに登るにはリスクが高すぎます(危)
修行。
と位置づけて登る人はいるみたいですが、個人的には意味がないと思ってます・・・(汗)
やがて登り続けると、階段が現れます。
この階段が現れれば、頂上は間近です。
しかし、この階段が心臓破りの階段で、かなりの体力を消耗します。
太ももはパンパンで、腰にも激痛が走ります。
また、何個も同じような階段があるため錯覚するんですよね・・・
最後の体力を振り絞り、なんとか頂上へ。
少し日が差してきて景色もよく見えます。
そして1982mの頂上到着です。
毎回毎回上り詰めた達成感はあります。
また、今年も無事に登らせていただいたことに感謝が湧いて出ます。
ありがたいことです。
毎年恒例のショット。
今年は、雲がかかっていて景色は見えませんでした。
しかも、風が強くかなり寒い状態でした。
毎年違う風景なので、それはそれで楽しんでいます。
この後御神体に触ってきて、今年1年の祈願をして下山しました。
私は特に宗教がどうとかこうとかは、興味がありません。
ただ、神社にお参りに行く感覚でやってるつもりです。
今こうして生きていられるのも。
って考えた時にお山開きに行ったから。
って考えれば、お礼参りのつもりで登っています。
験担ぎですね。
毎年の恒例行事なので、身体が壊れない限りは続けていくつもりです。
しかし今思えば、この日に登らなければ、雨の影響で登れなかったと思います。
そう考えれば、今年は非常にツイていました。
良いことがありそうな予感です(笑)