互換性について考える
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先日、互換性について考えさせられたことがありました。
この互換性って言葉を聞いた時、皆さんはどのように思われるでしょうか。
機械や器具などの部分品で多く使用されるものは、その形状、寸法が規格統一されており、機能の同じものは互いに容易に交換できるようになっていることをいう。
(日本大百科全書:引用)
まぁ〜ザックリ言ったら、置き換えたら使えますよ
ってことです。
私が車バカの時に、この互換性をよく応用していました。
例えば、車のエンジン内部の流用とか。
新型車種のパーツを、旧型車種にバージョンアップして流用したりとか。
多少の寸法違いなどは、ドリルなどで揉んで使っていました。
機械ものって、この互換性が優れていることが多いほうが、後々コスト面などでは有利です。
ニュアンスは違いますが、色に対しても互換性が当てはまると思います。
色の3原色はCMYですよね。
CYAN
MAGENTA
YELLOW
この色があれば大抵の色は作れます。
プリンタがその代表的なもの。
これらの色を組み合わせたりすることで、色を作り出し、互いに補い合っているって感じです。
仕事などで、必要な機械や材料ってどうでしょうか?
この材料がなければできないとか、この機械がなければできないとか。
そんな場面に遭遇したことはないでしょうか?
確かにオンリーワンのものってあります。
これじゃないとダメ的なもの。
しかし、互換性がなくても応用することって可能だと思うんです。
何でもかんでも、その専用品でなければならない理由ってないと思うんです。
応用してみて発見して、実行してみたら専用品よりうまく行った。とか、コストが下がった。とかあると思います。
そのような意識があれば、トラブルに強いメンタルが育つように思います。
ここに1つのコップがあります。
目の前に写っているのは、紛れもないコップですよね。
このコップの使いみちは、液体を入れて口まで運ぶ道具。
という解釈だと思います。
これだとどうでしょう?
コップの中にペンを入れれば、ペン立てになります。
本来の使い方とは違いますが、立派にペン立てとして機能します。
こういったことも互換性と呼べると思うんです。
ペン立てという、専用品である理由はないと思うんですよね。
こと靴に関しても言えると思います。
コードバン専用とかソール専用とか。
オールデン専用とか。
まぁ〜私もこの言葉って弱いほうなんですが・・・(汗)
私の中で唯一、このクリームって言われれば、
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コロニル1909シュープリームデラックスクリームだけです。
世の中の靴クリームが無くなる!
ってなれば間違いなく大人買いしときます(笑)
このクリームは、互換性があると言えばものすごくあるクリームです。
革製品全体をカバーできるクリーム。
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また、かっさ棒も互換性があると思いますよね。
そもそもマッサージに使うための棒ですから。
それを靴に応用して使っています。
オールマイティーに使える
となれば語弊はありますが、専用品である理由ってどうなのかな〜って考えることあります。
昨今の専用品って、プロダクトアウトの思考に思えます。
生産者都合のような気がしてならないんですよね〜。
マーケットインとプロダクトアウト
今週はずーと雨。 靴好きにとっては辛い一週間で ...
私は、モノを組み合わせて作ることが結構好きで、自作も良くします。
ありえないものを使って、代用するみたいな(笑)
これじゃないとダメ的な発想が嫌いです。
何か面白いことをするときも、ありえない方向から考えたりします。
いろいろ考えた行動は、責任も取れますし、仮に成功しなくてもプロセスを楽しむことができるので、それはそれで楽しかったりします。
また、発想力も養えますよね。
現在では物が溢れています。
私が幼い頃よりは、遥かに専用品が世に出ています。
便利ではありますが、情報量も多くなり、本物かどうか見定めも必要です。
経済で考えれば、それはそれで回っているので良いのかもしれません。
いろいろな解釈がありますので一概には言えませんが・・・
ただ、見方を変えれば、互換性という名の置き換えは可能だと思います。
いろいろな発想がある中で、これ!って思えばこれになり、あれ!と思えばあれになることはまだまだあるはずです。
いろいろな角度で考えてみたら、必要であるものと必要でないもの。
淘汰されるべきものはあるように感じます。
目の前にあることは事実です。
ただ、解釈の次第では無数の組み合わせが可能です。
そんな組み合わせを楽しんでいきたいと思う、靴バカでした(笑)