メガネのメンテナンス
更新日:
連休が終わった最初の休み。皆さんはいかがでしょうか。
今週長かった人もいれば、早かった人もいたのではないでしょうか。
来月は梅雨時期。
もっと嫌な感じになってきます。
コードバンも履けない日々が続きそうですが、しっかりと毎日充実していきたいですね。
さてさて、今回は眼鏡のメンテナンスについて書こうと思います。
私にとってメガネは大事なアイテムです。
そのメガネも使っていたら汚れたり傷ついたりして、劣化してきます。
メガネは顔の一部なので、
メガネが汚れる=顔が汚れる
といっても過言ではないはず。
汚いメガネは、印象も悪いですよね・・・
レンズに関しては、水や薄めた中性洗剤などで、傷がつかないようにソフトに磨いてあげます。
自分で研磨もできませんし、下手に触ってコーティングが剥げるのも嫌なので、ここはあまり触らないようにします。
今回のメインはフレームのメンテナンス。
フレームって気づかないうちに傷ついたりしていますよね。
小キズならまだしも、落とした傷だったら結構ショックです・・・(ノД`)シクシク
そして、目に当たる部分のプラスチックや耳にかかる部分などは、人間の汗や油で結構汚れています。
結果的に白く固まっている場合が多いです。
今回は、私の愛用しているメガネ
999.9 フォーナインズ
実はこの眼鏡は、かれこれ昔のもの。
1999年に買ったので19年ものです・・・(汗)
写真の撮り方が悪いのか、ちょっと黄ばんで見えますね。
実際はもう少しクリアになっていますが、耳のプラスチック部分は少し黄ばんできています。
プラスチック部分って、どうしても黄ばみが出てきます。
これは避けられないですね。
また、何と言っても999.9(フォーナインズ)は装着感が軽いです。
特にこのメタルフレームは、私が持っている中でも一番軽いです。
装着しているのを忘れさせるくらいソフトな感じで楽ちんです。
この999.9のメタルフレームも小キズがあったり、黄ばんだりと劣化してきたので、ちょっとメンテナンスを施します。
因みに私の母にも、この999.9(フォーナインズ)を勧めて愛用しています(笑)
メンテナンスをする前に、このフレームを分解します。
分解にあたっては、メガネ用の小さなドライバーが必要になります。
ただメガネ用のドライバーって、使う時になかったりするんですよね・・・
確かこの辺に合ったような・・・
って感じで探しても、ない。
こんなことがあったので、思い切って精密ドライバーを揃えました。
[amazonjs asin="B06XT65GF6" locale="JP" title="Kingsdun 24in1 精密ドライバーセット 特殊ネジ用 星型 トルクスドライバーT5 T6 Y型 プラス マイナス 三角 ドライバービット 磁石付き iPhone macbook pro用星型ドライバー 分解 電池交換工具 ノートパソコン 眼鏡 修理キット メンテナンスツール"]
このドライバーセット、先日iPhoneを落として自分で修理する時に買っておいたものです。
入れ物に遊心が入っていて、気にいってます。
パソコンのネジ回しなどは全て揃っていますので、これ1つあれば大抵は間に合うと思います。
19年も前のものですから、劣化は避けられないですね。
そして、メンテナンスしやすいように分解して、いよいよ作業します。
といっても、大した作業ではありませんが・・・
[amazonjs asin="B002P93CIQ" locale="JP" title="ピカール 金属磨き 300g"]
皆さんご存知のピカールです。
このピカールには大変お世話になったんです。
私は以前、車バカだったので、このピカールでエンジンのヘッドポートやバルブ、コンロッドなどなどよく磨いていました。
匂いを嗅ぐと懐かしさが蘇ってきます(笑)
このようにウエスにピカールを垂らして、
フレームを磨きます。
するとウエスが黒くなります。
表面が研磨されている証拠ですね。
この時の注意は、均等な力で磨くこと。
ピカールほどの研磨剤では面がガタガタなることはないと思いますが、均等な力で磨くことが理想です。
向かって左側が研磨した後、右側が何もしていない状態です。
小キズが消えているのがわかりますよね。
一皮剥けた感じです。
丁度、コードバン脱皮のような感じですかね(笑)
メタル部分の研磨なので、ピカールがあれば大体は光ります。
ただ、メッキの場合はしないでください。
確実にメッキが剥げますので。
このピカールは、若干の研磨剤が含まれています。
どちらかと言うと仕上げ用の研磨剤。
これより粗いのは、コンパウンドです。
実は、以前コンパウンドを使っていました。
粗、中、細、極細、みたいな感じで段階を追っていたのですが、意外にコンパウンドで傷ついていることがありました。
このコンパウンドの傷を取るのがめんどくさかったので、ピカールで磨いたら意外にも早く光ったので、こちらにしたんです。
ただ深い傷がある場合は、耐水ペーパーなどで傷を平坦にしてから、コンパウンドで段階を追うほうが良いかもしれません。
そして、肝心の耳のところのプラスチック部分。
この部分もピカールを付けて磨けば、キレイになります。
しかし、写真のように白く固まっている時は、ピカールだけでは厳しいかもしれません。
先程あげた耐水ペーパーや、コンパウンドのほうが早く磨けると思います。
がっ、
今回は、靴バカのチャレンジ精神ってことで、掟破りの方法をやってみたいと思います。
因みに、私はチャレンジ精神のつもりでやっていますので、マネしないでくださいね(笑)
今回の掟破りは、
殺虫剤スプレー
本来は虫除けスプレーの方が良いかもしれませんね。
このスプレー、車のヘッドライトのくもりを取ってくれます。
厳密に言うと、スプレーすることで一層プラスチックを溶かしている。とも言ってました。
私は虫除けスプレーではなく、この殺虫剤でライトのくもりを取りました。
っていうか、車バカだった頃に色々やってましたからね(笑)
そして、このスプレーをウエスに吹き付けて白い部分を拭いていくと、
あら不思議!
きれいに取れるではありませんか!
感覚的には、白い部分が溶けていく。って感じが正しいかもしれません。
この白い部分は、鍾乳洞のように固まっている場合が多く中々取れません。
特に女性の場合は、お化粧をするのでファンデーションやら、汗やら油などで固まっている場合がよくあります。
耐水ペーパーや、コンパウンドでも結構大変でしょうね。
また、この殺虫剤を吹き付けて磨いていくと、嫌な音が出ます。
キュッキュッって油がなくなって、ウエストプラスチックの部分が擦れる音。
ちょっと鳥肌が立つ音ですね。
注
殺虫剤で磨いた後は、必ず水でよく流してください。
場合によっては薄めた中性洗剤で洗い流すことをオススメします。
人間の肌に触れる部分ですので。
その後、ピカールで仕上げ磨きをします。
そして磨き終わったメガネが、
結構キレイになりました。
実際のところ、プラスチックが溶けてるのかどうかはわかりません。
個人的には、汚れが溶けている。って感じなのでフレームは傷んでいないと思います。
こちらのメタルフレームもキレイになりました。
メタルフレームはピカピカじゃなければ、意味がないですよね。
磨き上げたフレームはエッジが効いています。
メガネを掛けた時に、このエッジが効いていたら不細工な私でも少しはマシに見えると思います(笑)
今回は、メガネのメンテナンスについて書いてみました。
私のやり方はちょっと異色ですが、一応キレイになりました。
注意したいのは、
メッキされてるメガネはNG
べっ甲や、特殊な素材、天然素材などは試したことがないのでわかりません。(変色の危険性)
あくまでも、セルフレームやプラスチック、メタルなどは大丈夫そうでした。
磨くってことは、
それだけ削れる
ってことなので、神経質な方はやめておいたほうが良いと思います。
プロに頼んで磨いてもらうほうが安心ですね。
お約束ですが、くれぐれも自己責任でお願いします!