コードバン脱皮リターンズ
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いよいよ2月に入りましたね〜
2月は28日までしか無いので更に早くなりそうです・・・
そんな中、メンテナンスついでにまたもやコードバン脱皮させてしまいました。。。
前回記事にした、コードバンの脱皮で紹介したときには、1000番くらいで止めていたんです。(詳しくは記事を参考にしてください)
革を削る作業になるので、後戻りできないために慎重になっていました。
今回は、1000番から2000番と仕上げの意味も込めてやってみたんです。
まぁ〜ホントは日常のメンテナンスのつもりだったのですが、お酒を飲みながらやっていると、ついついエスカレートしちゃいまして・・・
前回、1000番近くまでやっていたので、ある程度のざらつきは取れています。
ただコードバンて毛を寝させているだけなので、皺の部分は毛が起き気味だったため少々面が荒れていましたね。
その部分も含めて丁寧にペーパーがけをしました。
1000番で全体を研いでいると、削れる。って雰囲気ではなく、拭いてる。って感じになります。しかし、実際には削れていますのでやり過ぎには注意が必要です。
1000番から1500番に番数上げて、仕上げは2000番。
2000番のペーパーともなると、一瞬で目が詰まり削れなくなります。
以前の記事でも書きましたが、私は水研ぎせずに研いでいますので削れすぎはあまりありません。
削れる前に目が詰まりますからね〜
ある意味、リミッター的な役割があるため敢えて水研ぎはしていません。
その代わり、ペーパーは結構使いますがね。
今回はアッパーの他、全体的に脱皮させました。
脱皮後は、いつものコロニル1909
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を塗り込み、ブラシをかけます。
基本的に薄化粧推進派なので、ワックスは乗せていません。
まぁ〜気持ちうっすら乗せてもいいと思います。
薄化粧なので、ワックスによるひび割れもありませんので履いていて気になることはあまりないと思います。
あっ、そーそー
先日コバの色抜きやったときのクリームってかいていなかったですね〜
今回もコバをアセトンで一回クリアにしてからこのクリーム塗り込みました。
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まぁ〜なんでも良いと思います。
その上にクリアのワックスをコーティングすれば上のようになると思います。
ワックスビカビカって曇りが目立つし、履いていると気にしながら歩くことから、ある時期を境に鏡面仕上げはやめました。
オブジェで飾っておくのであれば、ビカビカは生えますけどね。
鏡面仕上げに関しては否定的ではないのですが、、、
やっぱり靴って履いてなんぼ!
鏡面維持しながら歩くことを考えていたらイヤですし、鏡面が少しでも傷つくとその日1日テンションが下がったり・・・(ノД`)シクシク
私は、ブラシ跡が目立たないくらいの鈍い光がいちばん好きです。
出先でササッとブラシを掛ければ光沢が復活!って感じで。鏡面だとこうもいきませんよね〜
しかし、内羽根のストレートチップのトゥだけは、顔が映るくらい光っているのはカッコいいですね〜ドレッシーな装いであればなお際立つと思います。
まぁ〜私はもっぱら外羽根の靴ばかりで、主にジャケパン。
色々歩いていることも多いので、自分のライフスタイルによって靴磨きを選択するようにしています。
今回、脱皮させた990。
改めて思ったのですが、コードバンの脱皮はただただ、面を均一にすることだけです。
ザラザラであればその面を慣らすことだけ。逆にザラザラでなければやる必要はありません。
どの革でも言えることだとは思いますが、面が凸凹しているのはどのようにやっても光の屈折でツルンってした感じは出ないです。
脱皮作業は、革を削る作業になりますのでくれぐれも慎重に行ってください。
また、カーフ脱皮もやったことありますが、これは、コードバンよりも慎重にやったほうが良いでしょうね。
Instagramのフォロワーサンの中で@takei0201さんが色々な脱皮をpostされているので、参考になると思います。
加えて、靴磨きの技術、知識も凄いですよ〜
私もいつもpost見て惚れ惚れしています(笑)
あっ、コードバンの脱皮はくれぐれも自己責任でお願いしますね!