コードバン靴とシューツリー
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靴好きの皆さんは、シューツリーを入れて靴を保管していますよね?
私もその1人です。
しかし最近、このシューツリーが必要なのかどうか疑問に思うことがあります。
シューツリーの目的は、履いた後の湿気(汗)を取ったり、履き皺を伸ばしたり、型崩れ防止の役目を担っています。
当然ながら、履いた後ってシューツリーを使うことは必要です。
コードバン靴もまた同じ。
1日履いた靴には、コップ1杯の汗がでると言われています。
これが、インソールへ染みこむわけですから衛生的に見ても取りたいところです。
しかし、本当に必要なのでしょうか?
湿気を取るのであれば色々なことで取ることは可能です。
例えば新聞紙であったり。
別にシューツリーでなくても代用品になります。
まぁ〜見た目がどうかは別としてですが・・・
今回、私が思うことは、
コードバン靴にシューツリーは必要ない!
って思うんですよね〜・・・汗
いやいや、誤解を招かないために・・・
1足につき、1個は必要ないってことです。
コードバン靴の魅力って、皺にあります。
この皺が、シューツリーを入れることによって伸びてきます。
勿論、伸ばすことによって、履き皺を戻すことが可能なのですが、戻してしまうとあの雰囲気のある皺が定着しにくいようにも思います。
コードバンという革は、形状記憶してくれる革です。履き度に馴染むことから、アッパーなどでは皺が定着しますよね。
馴染んだ靴っていうのは、ストレスがありません。
それを、わざわざシューツリーの既成の形にはめ込む。っていうのがどうも引っかかるんです。
例えば、このシューツリーが、自分の足型にぴったりであればはめ込んで保管することは、かなりいいことだと思います。
しかし、あくまで既成。ですよね。
しかも、長期間の保管であれば、次回履いた時には足に馴染んでいないこともあるのではないかと・・・
言い換えれば、
シューツリーの形にあったインソールになる。
ちょっと大げさですが・・・
靴って、微妙な変化を感じ取れます。
あれ?こんなとこ当たってたっけ?
小指噛まれた・・・
親指噛まれた・・・
みたいな感じで・・・
やがて、履き心地が悪くなって馴染まなくなって履かなかったり。
履かないから馴染まなかったり。
どちらにせよ、履かなくなるんですよね〜
そんなことを考えると、シューツリーって必要?
って思うようになりました。
そこで考えたことがあります!
次回は私のコードバン靴の保管方法を書きたいと思います。