Alden 5592 オールソール②
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さてさて、前回の続きです。
私にとってオールソールは人生初なんです。
最初は2,3足を履き回していたのもあって、靴を酷使していました。
段々と靴が増えてくると次第に週1回とかのローテーションになり、ソールの負担も軽減されてきました。
またソール自体の耐久性もあったり、メンテナンスをしているおかげで、ソール自体の痛み具合は少ないです。
今回のオールソールに関しても、まだまだ履ける状態です。
もったいないといえばそれまでですが、以前からクレープソールのゴツさが、足元のバランスと全体のバランスが難しく、着る服を選んでいたんです・・・
どーも、このソールのゴツさが引っかかりますね〜
完全にカジュアルオンリーみたいだし、やっぱりスリムじゃない。
ってことで、この際オールソールしてリニューアルしよう〜
って考えたわけです。
そこで考えられるのは、
①シングルソール
②ダブルソール
③ダイナイトソール
私の中ではこの3拓でした。
今のクレープソールよりはゴツさを抑えたい。
これが第一です。
①一番シンプルでスリム。しかし、耐久性が・・・
②はクレープソールよりは全然スリムですが、ソールの返りを考えると、意外にも履き心地が悪そう・・・
③雨の日も問題なく履けて、ゴツさも抑えれる。
当然、ここで考えられるのは③です。
実は結構迷いがありました。
ダイナイトソールも履いたことあるんですが、なんとなくソールの返りが好きになれなくて・・・
でも、雨の日履けるしなぁ〜
こんなことを悩んでいたのですが、最終的に決めたのは、
①シングルソール
やっぱり、レザーソールで履きたいのと、ソールの返り。これが決め手でした。
雨の日履けないじゃん〜って思うのですが、ハーフラバーという手もあるし。
ってことで、色々とメールのやり取りをして、オールソールお願いしました。
そして、待つこと約1ヶ月半
ガラッと雰囲気変わりましたよね〜
コバは、ナチュラル色を選びました。
ストームウェルトも新品で本来の役目を果たせる感じですね〜
靴の先端には、最初の返りが馴染むまでは、摩耗することを考えて、ビンテージスチールを装着しました。
そして、お気づきのかたもいらっしゃると思いますが、ソールにウェルトからの糸(出し縫い)が出ていません。
よく、この出し縫いが切れてソールがパカパカするんですよね〜
これだと、出し縫いがないので安心して履けますね〜
上がオールソール前、下がオールソール後。
狙い通りスリムになり、シーンを選ばない靴になりました。
ちょっと、ウェルトが明るすぎたのでクリームで補色しました。
帰ってきた時点で、プレメンテをしてコバや、ウェルトにオイルアップしておきます。
ウェルトにはオイルアップ後、レッドマホガニーのクリームを塗りこんで色を足しています。
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以前よりシュッとしています。
しかも、軽い!!
ここまで軽くなるとは、正直驚きでした(汗)
トゥがやや丸っこいので、どちらかと言えばカジュアルな靴ですが、ジャケパンくらいなら全然いけますね。
初めてのオールソールでしたが、満足の行く結果でした。
ソールが磨り減ったから交換する。っていうのが本来の目的ですが、このように
「デザイン変更」という意味でのオールソールもアリだと思います。
これで、この靴の出番が増えましたね。
靴の雰囲気を変えたり、ソールを変えて雨靴に変更したい。って言う方は是非参考にしてみてください。