コードバンの梅雨対策②
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いよいよゴールデン・ウィーク突入ですね!
って、突入している方もいますよね(汗)
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私も休暇をいただき、今はマッタリと過ごしているところです。
って言っても、生活の拠点を移しているため、靴遊びはできませんが・・・
さてさて前回の続きです。
コードバン靴が雨の日に履けたらな〜って思ってる方は多いのではないでしょうか?
私もその1人で、色々と防水グッズで武装したこともありますが、思うような効果は得られていないのが現実です。
また、コードバンに防水スプレーしたときって、変色も気になりますよね?
下手にすることによって履けなくなることを考えれば、何も付けずに雨の日の使用を避ける。って感じで、晴れ専用になっていきました。
誰もが思うことです。
しかし、日本は梅雨があります。
来月からは雨の日が多くなり、雨靴のローテーションも考えなければなりません。
ただ、雨靴と言っても革靴であれば、濡れるより濡れねい方がいいですよね?
濡れることは良いにしても、その後のケアを怠らなければ雨の日も履けるはず。
そんな思いを抱きながら、今回チャレンジしたことは?
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前回、長谷革屋レビューの記事を書いたんですが、これが思わぬ付加価値を生んだのです。
このクリームはお世辞にも扱いやすくはありません・・・
ねっとりしてて、拭き取りにくい・・・
塗ったあともベタつきはあります。
が故に、撥水効果も持続するのではないかと思ったんです。
磨き終わった革の表面がサラサラしているのは気持ちいいのですが、何だかクリームの成分が行き渡っているのか疑問に思うこともあります。
しかしこのクリームは、成分が革に絡まってる。って感じで、持続しています。
磨き終わっても、粘りっ気はありますから・・・
砂埃のところに足を突っ込んだら、確実に汚れます・・・
ゴキブリホイホイ的な感じで絡まるような感じです・・・
今回は、通常の塗り方(薄く薄く)でやってみました。
付け過ぎは何の意味もないですからね。
一晩寝かせて、ブラシを掛けてまたネル素材のウエスで乾拭き。
根気よくすることで光出します。
その後、
[amazonjs asin="B01DENMGR4" locale="JP" title="(コロニル)Collonil 1909 ファイン ポリッシングブラシ"]
このブラシで仕上げます。
そして、
蛇口の水を垂らしてみました。
当たってる水が、コードバンを弾いています。
しかも、濡れた水がねっとりと弾いていますよね。
クリームが絡んでいる証拠です。
また水が当たると艶がなくなり一瞬曇ります。
これは、水の温度が低くなっているのが原因なのでは?って思います。
この後、山羊ブラシをかけると艶は一瞬で戻ります。
水に濡れたことによって出る風疹もありません。
今の段階では、防水。っていうのはクリアしているのではないかと。
しかし、通常このようなやり方では蛇口の水圧で水が弾くような傾向ですので、実際に雨の日に履かなければ何とも言えません。
また雨水っていうのは、色々な不純物が混ざっているので、弾いたとしても沈殿物が残ったり付着したりして、革への影響はありますからね〜
実際の状況を見てみないと確実な防水とは言えません。
これから、色々検証してみて実際に使ってみて、またレビュー書きたいと思います。
しかし、コードバンの雨靴の第一歩になったことは間違いありません。
今後を乞うご期待!(笑)