靴紐の結び方 オーバーラップとアンダーラップの違いについて考えてみた
投稿日:
いよいよ2018年が終わりに近づいています。
昨日で仕事納めの方も多かったのではないでしょうか。
今年も色々ありましたが、何とか無事に終わろうといった感じです。
また、ブログも何とか更新し続けてることを考えれば、今年も良かった。と思える年です。
SNSも適度に付き合っているお陰で、依存率も少なくなりました。
これはこれで、私の中では良かった点とも言えます。
これからも距離を保ちつつ付き合っていければと思っています。
さて、先日Instagramにアップした画像を見て、何だかなーって思った点があります。
それは、
picが美しくない
そう、今更ですが、靴を履いたときの絵柄が美しくないと思いました。
私は、足が小さいのが悩みです。
しかも、甲の高さもまぁまぁあります。
故に、足の形は美しくない。
甲が高くて足が小さい形ってどう考えても「間抜けな小足」にすぎないのです・・・
自分でも薄々分かっていたものの、甲が高い上に足が小さければ当然ながら靴を履いたときは不細工になるんですよね。
この悩みを解消するには、靴自体をワンサイズあげてシュッと見せることぐらいしか思い当たりません。
しかし、オーバーサイズの靴に関して言えば、以前経験済みなのでこれは選択肢から外します。
インソールを入れ込んで足にフィットさせることは、本来の靴の木型を無視することになりますので、そもそもその靴を楽しめないことになります。
また、甲の高さで言えばウィズを上げることもできます。
ウィズに関して言えば、オールデンならC,D,Eとあります。
一度、C,Eを試したこともあったのですが、やはりDに落ち着きました。
因みに、JMウエストン180を試着した時には、5Dか4ハーフEだったんです・・・
実際は、5Dだと踵が浮き、4ハーフEで踵浮きはなくなりました(笑)
これを鏡に写した絵柄は、全くもって頂けませんでした・・・(涙)
相当ブサイクでしたね(笑)
そんなことがあって、180は履きたいけど履けないんです(笑)
自分の足をどれだけローラーで敷いて伸ばしたいと思ったことか(笑)
しかし現実ではないので、今ある靴をいかにシュッと見せるかがポイントになってきます。
前置きが長くなりましたが、これらの悩みを靴紐の結び方や靴紐の色を変えてシュッと見せれないか検証したいと思います。
靴紐の結び方で靴をシュッと見せれるか?
靴の結び方にも色々種類があります。
今回は、革靴に限定しての靴紐の結び方なのでそれらに限定して試してみます。
また、これらの結び方で履き心地が変わるとか解けやすいかということには触れません。
あくまで結び方による見た目のことだけを検証します。
大まかに言えば
①シングル
②パラレル
③オーバーラップ
④アンダーラップ
これらが革靴で代表的な結び方だと思います。
また、①②は内羽根でよく使われる結び方ですよね。
フォーマルな結び方というか、シンプルと言うか見た目も美しいと思います。
③④はスニーカーなどにも使われる結び方です。
こちらは少しカジュアルな結び方になります。
スポーティーな印象もあります。
私は主に③のオーバーラップの結び方をしていました。
そして、Instagramのpicでも皆さんオーバーラップの結び方が多いように感じました。
まぁ、定番の結び方ですよね。
私が今回オーバーラップの結び方で、一番ブサイクに感じた点が、この最初の紐の部分の長さが長くなることで、甲の高さが強調されている点がブサイクだと感じました。
羽が広がりすぎればパンパンな印象ですし、羽が閉じきってしまえばシュッと見えますが貧素にも感じます。
外羽根なので、ある程度羽の閉じ方は調整出来るのが本来の外羽根の役割です。そう考えれば適度な開きが必要ですね。
この③のオーバーラップの結び方もそうですが、①②ともに、1アイレット部分は靴紐が上に来ています。
実は①〜③は全て靴紐が上に来ているため、羽の開き具合がわかりやすくなっているんです。
アンダーラップは、1アイレット部分の靴紐が下に回っている結び方。
従って、画像で示したような甲の高さが強調される羽と羽の間の距離が錯覚されるように見えるんです。
まぁ、実際には同じ距離なのですが、上に来ている靴紐が交差しているので、目の錯覚にもつながっています。
さて実際はどうでしょうか?
シングルとアンダーラップの比較
パラレルとアンダーラップの比較
オーバーラップとアンダーラップの比較
シュッとはいかないまでも、オーバーラップよりかは甲の高さが強調されていません。
一定の効果はありそうですね。
また、靴紐の長さも影響があると思います。
私は、ベルルッティー結びをしているので靴紐の長さは少し長めの靴紐を使います。
-
靴紐がほどける人必見!ほどけない靴紐の結び方
紐付の靴を履く時。皆さんはどのような結び方をしますか? ある ...
甲が高くて靴紐を結んだときに蝶結びが短ければ、ちんちくりんにも見えて更に甲の高さも強調されます。
長すぎるのもブサイクですが、短すぎるとこれまたブサイク。
この辺のバランスは、シュッと見せるためには必要でしょう。
そして、靴紐の色の検証です。
基本的に、靴と同色の靴紐を選択することによって、甲の高さを強調させないことができます。
逆に、靴の色より明るめの靴紐を選択すれば、膨張色となり目立ちます。
靴の色より暗い靴紐を選択すれば、引き締まったようにも見えますよね。
しかし、靴紐の色を変えたい私は、色々チャレンジしていきたいんですよね(笑)
従って、靴紐の結び方をアンダーラップにすることでコンプレックスを解消したいと考えています。
靴紐の色や結び方は、その時の気まぐれです。
しかし、せっかく美しい靴を履いても靴紐や結び方の選択ミスで、美しさを半減してしまします。
毎回毎回、靴紐を結び直していた時期もありましたが、強く結びすぎてうっ血することもありました。
また甲の高い人間からしたら、丁度いい長さが落ち着くんですよね。
苦しい思いをしてまでこれらをする必要はありません。
出先で、靴を脱ぎ履きするときは、スムーズに、スマートに行いたいものです。
そもそも、靴のフィッティングが完璧であればこれらの悩みはないかもしれません。
靴の個体差も大きく作用しますので、同じメーカーの同じ木型でも僅かな違いがあります。
私の場合は、足が小さく甲が若干高い形なので、それなりのコンプレックスはあります。
これらのコンプレックスを持っている人は、結び方や靴紐を変えることによって多少は軽減できると思います。
そんな人の参考になれば幸いです。