citizen autodater7(シチズンオートデータ7)
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5月も中盤になりました。
っていうか暑いです。
夏に向けての準備ができていないせいか、この日中の暑さでバテ気味です・・・
とは言っても、夜は肌寒いので体調管理は十分気をつけなければなりませんね。
季節の変わり目なので、ご自愛専一に。
最近、小物のメンテナンスにハマって磨き倒しています(笑)
メガネのメンテナンスに始まり、万年筆を磨いたり、今度は腕時計。
メガネのメンテナンス
連休が終わった最初の休み。皆さんはいかがでしょうか。 今週長 ...
今回はかなり昔の時計、citizen autodater7について書いていこうと思います。
何年か前にネットを徘徊していた時に、この時計に出くわしました。
国産のアンティーク時計には以前から興味津々でした。
デザインが完全にツボ。
無骨なデザインで、シンプル。
正に、
男の腕時計
という感じで、カッコイイなーって思っていた時!
偶然、オーバーホール済みのcitizen autodater7を発見しました。
これは捕獲しなくては!
と思い早速手に入れたんです。
citizen autodater7
完全に一目惚れでした・・・(汗)
デカフェイスに、王冠を思わせるギザギザ。
デイトや曜日表示も付いています。
ムーブメントは自動巻き。
何から何までツボでした・・・(汗)
このcitizen autodater7は自動巻きなので、振ると動き出します。
特徴としては、振ると、
シャカシャカと中のローターが回っている音が聞こえます。
どこか懐かしい感じの音。
この時計の正確な製造年月日は不明ですが、恐らく1960年代中盤ではないかと思われます。
この1960年代は、日本が急激に経済成長を遂げた時期。
華やかな時代です。
この時代は、メーカーがこぞって日本初。とか世界初を競っていた時期です。
その高度成長期に生まれた時計ですから、企業としても力を入れていたのがよく分かる腕時計です。
横から見てもかなりのボリュームです。
存在感がありますね。
一応、para 40M water(防水機能)がついているとのことでしたが、古いしアンティク腕時計なので水にはつけていません。
そこは、現代の時計のほうが遥かに優れています。
このcitizen autodater7には革ベルトが装着されていました。
それはそれでカッコイイのですが、私はちょっと今っぽくしたかったので、これをチョイス!
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NATOベルトに関しては、色々なメーカーが出していますので、種類が豊富で迷うくらいです(笑)
このベルトって、かなりカジュアルです。
このベルトを、citizen autodater7に装着すると、
クラシックで硬派な腕時計なのに、どこかポップにも見える。
絶妙なバランス!
この同居感がたまらなく好きです!
フェイスもデカイので、ベルトに負けてない存在感です。
って自分では満足しているのですが・・・(汗)
マリン系の色なので、これからのシーズンはいい感じでコーデできそうです。
全体的にポリッシュしたので、金属部分が眩しいですね(笑)
実際の時計としての機能ですが、しっかりと動きます。
また、自動巻きなので動かなかったら止まってしまいます。
1日動かしたら2日後ぐらいには止まっている感じですかね。
それと、腕に装着した感じが、見た目よりかなり軽いです。
風防もプラスチックです。
個人的には、腕時計にはある程度の重みがほしいので、そこは少し残念な感じがします。
ただ正直、この腕時計に本来の正確な性能は求めいていません。
あくまでも見た目と、この時代に作られたという証。
これだけで、このcitizen autodater7の存在価値は十分にあると思っています。
国産アンティク腕時計は、デッドストック以外はすべてUSEDになってしまいます。
時代を超えて今も時間を刻んでいる。と思えばスゴいことです。
先にも書きましたが、1960年代は日本が一番ステキだった時代。
高度経済成長期で、池田内閣によって「所得倍増計画」が出された時代。
国民は必死になって働きました。
その結果、敗戦からの経済大国に成長しました。
しかし今の世の中、
「働き方改革」
「残業未払い」
「セクハラ」
これがキーワード。
個人的には、どこかネガティブを連想させるワードばかり。
労働者の権利ばかりクローズアップされていますが、そもそも企業ありきの労働者。
足の引っ張り合いのような気がしてなりません。
やりづらい世の中になってると思うのは私だけでしょうか?
時代が時代と言えばそれまでですが、ビジナスライクになっている現状が今の時代背景を映し出しているようにしか見えません。
オレたちの時代はこうだった!
なんて、時代錯誤の人間が言ってることがナンセンスかもしれません。
ただ先人が築き上げた事実は、事実です。
それがなければ、今はありません。
私の世代は、団塊ジュニアなので人口が多い世代です。
従って、すべてのことに対して競争原理が働きました。
美化するつもりはありませんが、今の世の中
ちょっとヘン
って思います・・・
この時計を眺めながら、そんなことを思った靴バカでした(笑)