ダイロン(色の染め替え)2
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さてさて、前回の続きです。
今回は、実際に渡しが行った染め替えの手順をお伝えできたらと思います。
ダイロン(色の染め替え)で用意するものはお伝えしました。
今回は一番下のプレミアムダイという染料を使って染めていきます。
今回、私はキッチンの浴槽を使ったので色移りすることは無かったのですが、バスタブなどのプラスチック製品での染め替えは、染料が染み込むおそれがあるのでやめておいたほうが良いですね。
って言っても、通常のキッチンでやると奥様に怒られるのでやめてください!
よく、ゴミ箱の大きいのでやってる方もいますよね。染料がつかない容器でやることが大事ですね。
まず、予め染める衣類を濡らしておきます。
そして、染料を別容器に入れてお湯を使ってかき混ぜます。
別容器にする理由は染料自体が意外にも粒子が荒く、大量のお湯で溶かす場合、溶かしきれないおそれがあるので別容器で溶かしきってから大量のお湯に投入してください。
画像を取るのを忘れたのですが、塩も同じく別容器で溶かしてください。
塩は、結構大量ですので別容器に入れた場合、溶け切りません。溶けたと思えば塩水を浴槽に入れ、また別容器に入れて溶かして入れる。の繰り返しで最後まで塩の粒子を溶かしきります。
この時のお湯の温度は、熱めのお湯のほうが早く溶け切ります。
塩が溶け切ったら、染料を入れます。
温度は50度くらいです。
以前は70度くらいまで上げてやっていたのですが、温度が上がったと言って染まり方は変わらないですね。また、お湯が熱いと混ぜたりする時に混ぜにくいしやけどする恐れもありますので、50度前後(冷めることを想定してちょっと高め)にしてやります。
そして、衣類を投入!
投入したら、後戻りは出来ません。
きれいに染まるように、ゴム手袋をはめて手で揉むように馴染ませていきます。細部は特に染まりにくいので、念入りに揉んで馴染ませます。
全体に衣類が浸かると、シワができないように放置します。
ただ、放置と言っても10分サイクルぐらいでかき回します。
説明書では結構放置しても良いような感じで書いていましたが、私は結構かき回していましたね。
最初の10分ぐらいが勝負のような感じですので、ムラのないように衣類に染料を馴染ませてください。
大体、45分から50分ぐらい経てば染め替えの作業は終わりです。
終わった後は、水で染料を洗い流します。
ただ、水洗いすれば当然染料は取れていきます。また何回やっても染料が出ますので、私は2回の水洗いで止めています。
次に、これです!
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実は、最初の染め替えのときはこのカラーストップは使いませんでした。
何度も何度も水洗いしているうちに、ちょっと思った色より薄くなった傾向がありまして・・・
そこでこのカラーストップを使うことによって、鮮やかな色を保つようになりました。
また、洗濯する際の他の衣類への色移り防止にも役立ちます。
なので、染め替えるときにはこのカラーストップは必要なものですね。
ぬるま湯にこのカラーストップを全部投入します。
正直お湯の配分は適当です・・・
衣類がきっちり浸かる量でいいと思います。
これを15分間漬け込んでおきます。
ここの作業も、少しなじませる意味で揉んでも良いでしょうね。
15分経った後は水で1回洗い流し、軽く脱水して陰干しすれば完成です。
それでは、染め替えの完成です。
正直、赤が強すぎましたね・・・
狙った色はオレンジだったのですが・・・
まぁ〜赤は赤でも深い赤になったのでこれはこれで良しとします。
左が染める前、右が染色後。
完全にリニューアルですね。
17年前に買ったものが、またこうして最前線で活躍してくれる。って思えば、エコを感じます。
今回は靴ネタではありませんが、靴でも出来るみたいです。
革靴はこのダイロンでは無理があると思いますが、キャンパススニーカーであればやってる画像ありました。
今回のおさらいとして、
・染める容器は染料が移らないもの。
・塩や染料は、別容器で粒子がなくなるまで溶かし切ること。
・塩は通常の量より多めにすること。
ですかね。
色落ちが激しかったり、変な汚れがあったりした場合、染め替えは有効な手段だと思います。また、時代に乗ったエコでもあります。
あっ、今回の染め替えの水(お湯の量)をかいていませんでしたね。
私は、大体染料を3袋使っています。
重さで染料の量を決めるのが通常なのですが、薄く染まるのが嫌なのと、目標の色がほしいのもあって、多めの染料を使っています。
そして、浴槽に衣類がきっちり浸かる量でやっています。
ですので、何リットル?って言われても正直わからないのが現状です・・・
すみません・・・汗
ただ、衣類が染料からはみ出したりする量であると、ムラの原因になりますので、放置した時に完全に水没する量で染料の量を考えています。
結果的に、染料はケチらず多めのほうが染まりやすいのも現実ですね。
私は以上のやり方で失敗したことはありませんが、
あくまでも自己責任でお願いします!